FP2級の過去問 2022年5月 学科 問11
この過去問の解説 (3件)
生命保険に関する問題です。
適切
定期保険では、保障を受けられる期間が定まっている死亡保険のことです。
保険期間中に被保険者が死亡または所定の高度障害状態になった場合に、死亡保険金や高度障害保険金が支払われますが、保険期間満了時に満期保険金は支払われません。
不適切
終身保険の払い込み方法
・有期払い…保険料を一定の期間または一定の年齢まで払うこと
・終身払い…保険の契約期間中、保険料を払い続けること
1回当たりの保険料は、決まった期間内で払い込む有期払いの方が高くなります。
適切
特定(三大)疾病保障定期保険とは、「がん」「急性心筋梗塞」「脳卒中」に備えるための保険です。
三大疾病以外で被保険者が死亡または高度障害になった場合にも、死亡保険金が支払われます。
適切
変額保険(終身型)とは、諸費用を引いた保険料を保険会社が資産運用することで、解約返戻金や保険金の額が変動する保険です。
終身型と有期型がありますが、いずれも契約時に定められた基本保険金額を、死亡保険金の額が下回ることはありません。
1.適切
定期保険は、被保険者が亡くなったまたは高度障害状態になったときに保険金が支払われる死亡保険です。
満期保険金はなく、解約返戻金も少ないです。
2.不適切
終身保険には、
保険料の払い込みが一定年齢または一定期間で満了する有期払いと、
一生涯払い続ける終身払いの2種類があります。
有期払いは、一生涯分の保険料を一定期間内に支払うため、
年払いの1回当たりの払込保険料は有期払いの方が高くなります。
3.適切
特定(三大)疾病保障定期保険は、
がん、急性心筋梗塞、脳卒中なった際に保険金が支払われますが、
三大疾病以外が原因で死亡・高度障害になった場合でも保険金が支払われます。
4.適切
変額保険とは保険料を保険会社が資産運用し、
その運用実績に応じて保険金額や死亡保険金、解約返戻金などが増減する保険です。
死亡保険金には、終身型・有期型いずれも基本保険金額の最低保証があります。
よって正解は【2】です。
生命保険の商品性に関する問題は頻出です。
性質はもちろん、実技では保険金を計算させる問題も出されるので、特約も含めてしっかりと覚えておきましょう。
特に今回出題されている選択肢はどれも基礎的なことばかりなので、間違えないようにすることが大切です。
適切
定期保険とは、保険期間が一定期間に決められている保険です。
この期間中に死亡または高度障害状態になった場合に、保険金を受け取ることができます。
いわゆる「掛け捨て」と呼ばれる保険のため、満期保険金はありません。
不適切
終身保険とは、保障が一生涯続く保険です。
そのため保険料の支払い方法には、決められた年齢や期間までに払込が終了する有期払いと、一生涯払い続ける終身払いがあります。
保険内容の条件が同じであれば、早くに払込を終えなければならない有期払いの方が、毎回の支払い金額が高くなります。
適切
特定(三大)疾病保障定期保険とは、三大疾病とされているがん・急性心筋梗塞・脳卒中と診断された場合にも、保険金が支払われます。
これは主に特約として付加する場合が多いですが、このようにセットになった保険商品もあります。
そしてこれは定期保険なので、三大疾病以外が理由で死亡した場合と高度障害状態になった場合にも保険金は支払われます。
適切
変額保険とは、支払った保険料の一部を特別勘定として保険会社が運用することが特徴です。
定期保険に該当する有期型と、終身保険に該当する終身型があります。
そして変額保険は保険金額が保証されているため、死亡保険金額は契約時の基本保険金額を下回ることはありません。
ただし運用によっては、満期保険金(ある場合)や解約返戻金の額は変動します。
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