FP2級の過去問
2022年5月
実技 問79
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問題
FP技能検定2級 2022年5月 実技 問79 (訂正依頼・報告はこちら)
下記の相続事例(2022年4月15日相続開始)における相続税の課税価格の合計額を計算した金額として、正しいものはどれか。なお、記載のない条件については一切考慮しないこととする。
- 2,500万円
- 3,200万円
- 4,700万円
- 5,000万円
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は2です。
相続税の課税価格を求めます。
・土地…1,000万円
・建物…500万円
・預貯金…1,000万円
死亡保険金の非課税額は「500万円×法定相続人の数」で求めます。
法定相続人は「配偶者」「長女」「次女」の3人なので、
500万円×3人=1,500万円
・死亡保険金…2,500万円
2,500万円-1,500万円=1,000万円
・債務および葬儀費用…300万円
は控除します。
1,000万円+500万円+1,000万円+1,000万円-300万円=3,200万円
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02
相続税の課税財産は、土地・建物・現預金・死亡保険金なので、すべて足して
1,000万円+500万円+1,000万円+1,000万円=5,000万円
法定相続人は3人なので、500万円×3人=1,500万円までが非課税になります。
また、債務・葬式費用は債務控除として相続税から差し引くことができるので、相続税の課税価格の合計額は以下の通りです。
5,000万円‐1,500万円-300万円=3,200万円
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03
正解は2です。
①死亡保険金の相続税の課税価格を算出します。
法定相続人は3人なので、
500万円×3人=1,500万円が非課税枠となります。
よって、
2,500万円―1,500万円=1,000万円
となります。
②相続税の課税価格の合計額を算出します。
土地1,000万円+建物500万円+現預金1,000万円+死亡保険金1,000万円―債務控除300万円=3,200万円
となります。
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