FP2級の過去問
2022年9月
学科 問7
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問題
FP技能検定2級 2022年9月 学科 問7 (訂正依頼・報告はこちら)
個人年金保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 確定年金では、年金受取開始日前に被保険者(=年金受取人)が死亡した場合、死亡給付金受取人が契約時に定められた年金受取総額と同額の死亡給付金を受け取ることができる。
- 変額個人年金保険は、特別勘定による運用実績によって、将来受け取る年金額や死亡給付金額は変動するが、解約返戻金額は変動しない。
- 夫婦年金では、夫婦が共に生存している場合に年金を受け取ることができ、夫婦のいずれか一方が死亡した場合、その時点で契約が消滅して年金支払いは終了する。
- 終身年金では、他の契約条件が同一の場合、保険料は被保険者が女性の方が男性よりも高くなる。
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この過去問の解説 (3件)
01
個人年金保険にはいろいろな種類があり頻出です。
正誤判定を確実にできるようにしておきましょう。
不適切
個人年金保険は年金受取開始日前に被保険者(=年金受取人)が死亡した場合、既に払い込んだ保険料相当額の死亡給付金を受け取ることができます。
不適切
変額個人年金はその運用成績によって、将来受け取る年金額・死亡給付金とともに解約返戻金額も変動します。
不適切
夫婦年金はいずれか一方が生存している限り、年金を受け取ることができます。
契約は消滅しません。
適切
終身年金では同一条件であれば女性の方が平均寿命が長いため、支払う保険料は女性の方が高くなります。
終身年金は女性の方が平均寿命が長いため、受け取ることができる年金額が男性よりも多くなる可能性があります。
そのため支払う保険料は高くなります。
その逆で終身保険は女性の方が長生きなので、支払い期間が長くなります。
そのため支払う保険料は安くなります。
イメージで覚えると分かりやすいので、迷った時は平均寿命を軸に考えると思い出しやすいです。
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02
個人年金保険に関する問題です。
不適切な選択肢。
確定年金は年金受取開始前に被保険者が死亡した場合、既払込保険料に応じた死亡給付金が支払われます。
年金受取開始後に死亡した場合は、年金または一時金を遺族が受け取ります。
不適切な選択肢。
変額保険は死亡給付金には最低保証がありますが、解約返戻金には最低保証はありません。
不適切な選択肢。
夫婦年金は、夫婦いずれかが生存している限り年金を受け取ることができるものになります。
適切な選択肢。
終身年金は生存している間年金を受け取ることができるものですので、平均寿命の長い女性の方が保険料は高くなります。
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03
個人年金保険のタイプごとの特徴を押さえておきましょう。
(不適切)
個人年金保険は、年金受取開始日前に亡くなった場合、払い込んだ保険料相当額が死亡保険金として受け取れます。
(年金受取受取期間中に本人が亡くなった場合には、問題文のとおり年金受取総額と同額の死亡給付金を受け取ることができます。)
(不適切)
変額個人年金保険は、運用実績によって将来受け取れる年金額、死亡給付金額、解約返戻金が変動します。
(不適切)
夫婦年金とは、夫と妻のいずれかが生存している限り年金を受け取り続けるタイプの個人年金保険です。
(適切)
終身年金は死亡するまで年金が支払われる個人年金保険です。
男女で全く同条件の契約でも、女性の方が平均余命が長いことから、保険料は女性の方が高くなります。
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