FP2級の過去問
2022年9月
学科 問27
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問題
FP技能検定2級 2022年9月 学科 問27 (訂正依頼・報告はこちら)
先物取引やオプション取引に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 現在保有している現物資産が将来値下がりすることに備えるため、先物を売り建てた。
- 将来保有しようとする現物資産が将来値上がりすることに備えるため、先物を買い建てた。
- 現在保有している現物資産が将来値下がりすることに備えるため、プット・オプションを売った。
- 将来保有しようとする現物資産が将来値上がりすることに備えるため、コール・オプションを買った。
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この過去問の解説 (3件)
01
先物取引とは将来の決められた期日に決められた金額で決められた商品を決められた数量で売買する約束をすることです。
先物取引は信用取引と同じく、「買ってから売る」「売ってから買い戻す」ということが可能なので、売買の差損があります。
オプション取引とは決められた期日に決められた金額(権利行使価格)で決められた商品を売買する権利を売買する取引のことです。
オプション取引の権利の売買をするという概念が難しいですが、しっかり覚えましょう。
買う権利のことを「コール・オプション」、売る権利のことを「プット・オプション」と言います。
適切
現物資産が値下がりすることに備えて先物を売り建てる手段は有効です。
値下がりした後に買い戻すことで差益が出ます。
適切
現物資産が値上がりすることに備えて先物を買い建てる手段は有効です。
値上がりしても現在の価格で先物を買うことが可能です。
不適切
現物資産が値下がりすることに備えてプット・オプションを売る手段は有効ではありません。
プット・オプションは売る権利なので、この場合は現物資産が値下がりをして損をすることになっても、権利行使価格で売らなければなりません。
現物資産が値下がりすることに備える場合は、プット・オプションを買うことが有効です。
適切
現物資産が値上がりすることに備えてコール・オプションを買う手段は有効です。
コール・オプションは買う権利なので、この場合は現物資産が値上がりしても、値上がりする前の権利行使価格で現物を買うことが可能です。
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02
それぞれの用語についてしっかりと覚えておきましょう。
(適切)
先物取引とは、先物取引とは、ある商品を将来のある期日までに、あらかじめ決められた価格で売買することを約束する取引です。
ですので、将来の値下がりを予測する場合は、先物を売ることは適切な判断となります。
(適切)
先物取引とは、先物取引とは、ある商品を将来のある期日までに、あらかじめ決められた価格で売買することを約束する取引です。
ですので、将来値上がりを予測する場合は、先物を買うことは適切な判断となります。
(不適切)
プット・オプションとは、ある商品を将来のある期日までに、あらかじめ決められた価格で売る権利のことをいいます。
将来の値下がりを予測する場合、プット・オプションの買いが適切な判断となります。
(適切)
コール・オプションとは、ある商品を将来のある期日までに、あらかじめ決められた価格で買う権利のことをいいます。
将来の値上がりを予測する場合、コール・オプション買いは適切な判断といえます。
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03
先物取引、オプション取引に関する問題です。
適切な選択肢。
先物取引において、将来の値下がりを予想して売り建てをすることは有効です。
適切な選択肢。
先物取引において、勝利の値上がりを予想して買い建てをすることは有効です。
不適切な選択肢。
プット・オプションは将来値下がりが予想されるときに、買うことで有効となります。
適切な選択肢。
コール・オプションは将来値上がりが予想されるときに、買うことで有効となります。
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