FP2級の過去問
2023年1月
学科 問11
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問題
FP技能検定2級 2023年1月 学科 問11 (訂正依頼・報告はこちら)
少額短期保険に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 少額短期保険は、低発生率保険および経過措置を適用している少額短期保険業者が引き受ける保険契約を除き、被保険者1人につき加入できる保険金額の合計額は1,000万円が上限である。
- 少額短期保険の保険期間は、生命保険、傷害疾病保険および損害保険のいずれも1年が上限である。
- 少額短期保険では、保険期間の満了時に満期返戻金を受け取ることができる。
- 少額短期保険業者が取り扱う保険契約は、保障内容に応じて、生命保険契約者保護機構または損害保険契約者保護機構のいずれかの保護の対象となる。
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この過去問の解説 (3件)
01
少額短期保険(ミニ保険)は頻出ではありませんが、保険という括りで出題された時に、1~2問程度が設問に入ることがあります。
細かく知っている必要は少ないですが、基本的なことだけは押さえておきましょう。
今回の設問は基本的なことなので、少なくともこれらは覚えておく必要があります。
しかしテキストによっては、多く記載されている範囲ではないため、覚える分量はそこまで多くありません。
適切
少額短期保険は、加入できる保険金額の合計額が被保険者1人につき、1000万円が上限となります。
不適切
少額短期保険の保険期間は、生命保険・第三の分野の保険(傷病疾病保険など)は1年、損害保険は2年です。
保険期間が違うので、注意しましょう。
不適切
少額短期保険は、「少額・短期・掛け捨て」が条件です。
掛け捨てなので、満期返戻金を受け取ることができません。
不適切
少額短期保険業者が取り扱う保険契約は、保険契約者保護機構の対象外です。
そのため、どのような少額短期保険に加入をしても、いずれも保護の対象にはなりません。
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02
この問題のように、少額短期保険について単独で問われることはまれです。余裕があればあれば覚えておきましょう。
適切
少額短期保険業では、同一の被保険者から引き受けることができる保険金額に上限があります。
死亡保険300万円以下
医療保険(障害疾病保険)80万円以下
損害保険1000万円以下 など
これらの保険金額の合計が1000万円までと決まっています。
不適切
少額短期保険では、生命保険と障害疾病保険では1年、損害保険では2年が上限とされています。
不適切
少額短期保険では、保険期間の満了時に満期返戻金を受け取ることはできません。掛け捨ての保険です。
不適切
少額短期保険業者は、生命保険契約者保護機構、損害保険契約者保護機構いずれも対象外です。少額短期保険業者が破綻したとしても、保護されません。
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03
少額短期保険業者が販売している少額短期保険は一般的な保険とは違う部分があります。
保険の分野として出題されることもありますので大切な論点は押さえておきましょう。
適切
少額短期保険では保険料の種類によって保険金額の上限が決まっています。複数契約した場合、合計額は1,000万円以下としなければいけません。
不適切
少額短期保険の保険期間は、生命保険医療分野・障害疾病保険1年、損害保険分野2年が上限になっています。
不適切
少額短期保険は掛捨保険なので満期返戻金はありません。
少額短期保険業者が取り扱える保険商品は、少額・掛捨・短期の商品のみとなっています。
不適切
少額短期保険業者は、生命保険契約者保護機構または損害保険契約者保護機構の対象外です。もし、少額短期保険業者が破綻をしても保護してもらうことはできません。
少額短期保険は保険期間が短く、保険金額も少なめに設定できるため、出費を抑えたい人に向いている保険となります。
ただ、補償内容が限定的だったり保護機構の対象外であることも含めデメリットも理解しましょう。
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