FP2級の過去問
2023年1月
実技 問25

キャッシュフロー表の金融資産残高を計算させる問題は比較的出題されやすいです。

普通の変動率を掛ける問題にひと手間かかるので、忘れないようにしましょう。

キャッシュフロー表の問題は、基本的に出題パターンが決まっていることが多いため、覚えてしまえば得点源になります。

金融資産残高の計算式は以下の通りです。

前年の金融資産残高✕変動率＋年間収支

（年間収支がマイナスの場合は、引き算をします）

次に、資料の金額を当てはめていきます。

７１４万円✕１．０１＋８万円

＝７２１．１４万円＋８万円

＝７２９．１４万円

≒７２９万円

キャッシュフロー表から、金融資産残高を計算する問題は頻出です。

計算パターンを覚えておいて、確実に得点できるようにしましょう。

金融資産残高

＝前年の金融資産残高×（1＋変動率）＋年間収支

よって、

714万円×（1＋0.01）＋8万円

＝729.14万円

万円未満を四捨五入する指示なので

A.　729万円

もし年間収支が8万円赤字の場合は

714万円×1.01－8万円で求めます。