問題
<前提条件>
・入社時年齢:45歳
・退任時年齢:70歳(役員在任年数25年間)
・退任時の最終報酬月額:80万円
・入社から退任までの役位は継続して代表取締役
役員退職慰労金の計算問題は頻出ではありませんが、たまに出題されます。
しかしその場合でも計算式は与えらえるので、必要な数字を見つけ出すことができれば問題ありません。
テキストでも掲載されていないか、掲載されていても重要項目とされていないことが多い分野なので、「勉強していない」と諦めずにしっかり問題文を読んで数字を抜き出しましょう。
資料に役員退職慰労金の計算式が示されているので、まずはそれを確認しましょう。
最終報酬月額×役員在任年数×功績倍率(役位別係数)=役員退職慰労金
必要な数字を抜き出しましょう。
〇最終報酬月額 80万円
〇役員在任年数 25年間
〇功績倍率(役位別係数) 代表取締役 3.0
この数字を式に当てはめます。
80万円✕25年間✕3.0
=6000万円
問題文通りに計算すれば答えを導き出せる問題です。落ち着いて取り組みましょう。
最終報酬月額×役員在任年数×功績倍率(役位別係数)=役員退職慰労金
上記に川久保さんの条件を当てはめて求めます。
最終報酬月額:80万円
役員在任年数:25年間
功績倍率:3.0
80万円×25年×3.0=6,000万円
正解は6,000(万円)です。
役員退職慰労金の金額を計算する問題です。
ヒントは問題文や前提条件の中にあるので、しっかり読んで導きだしましょう。
役員退職慰労金規定の中に、金額の算定があります。
最終報酬月額×役員在任年数×功績倍率(役位別係数)=役員退職慰労金
前提条件、役員退職慰労金規定を見てわかる数字をあてはめましょう。
最終報酬月額:80万円
役員在任年数:25年間
功績倍率:3.0
80万円×25年×3.0=6,000万円
したがって役員退職慰労金は6,000万円となります。
今回の問題は問題文をしっかり読むことにより解ける内容です。
焦らず丁寧に解き点数に繋げましょう。