FP2級の過去問
2023年5月
実技 問14

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問題

FP技能検定2級 2023年5月 実技 問14 (訂正依頼・報告はこちら)

株式会社QSの代表取締役の川久保さんが任期満了で退任した場合、同社の役員退職慰労金規程に基づき、川久保さんが受け取ることができる役員退職慰労金の金額を計算しなさい。なお、解答は以下の<前提条件>および<資料>に基づくものとし、記載のない事項については一切考慮しないものとする。

<前提条件>
・入社時年齢:45歳
・退任時年齢:70歳(役員在任年数25年間)
・退任時の最終報酬月額:80万円
・入社から退任までの役位は継続して代表取締役
問題文の画像
  • 5,500(万円)
  • 5,800(万円)
  • 6,000(万円)
  • 6,300(万円)

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この過去問の解説 (3件)

01

役員退職慰労金の計算問題は頻出ではありませんが、たまに出題されます
しかしその場合でも計算式は与えらえるので、必要な数字を見つけ出すことができれば問題ありません。
テキストでも掲載されていないか、掲載されていても重要項目とされていないことが多い分野なので、「勉強していない」と諦めずにしっかり問題文を読んで数字を抜き出しましょう

 


資料に役員退職慰労金の計算式が示されているので、まずはそれを確認しましょう。

 

最終報酬月額×役員在任年数×功績倍率(役位別係数)=役員退職慰労金

 

必要な数字を抜き出しましょう。

 

〇最終報酬月額 80万円
〇役員在任年数 25年間
〇功績倍率(役位別係数) 代表取締役 3.0

 

この数字を式に当てはめます。

 

80万円✕25年間✕3.0
6000万円

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02

問題文通りに計算すれば答えを導き出せる問題です。落ち着いて取り組みましょう。

最終報酬月額×役員在任年数×功績倍率(役位別係数)=役員退職慰労金

上記に川久保さんの条件を当てはめて求めます。

最終報酬月額:80万円

役員在任年数:25年間

功績倍率:3.0

80万円×25年×3.0=6,000万円

正解は6,000(万円)です。

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03

役員退職慰労金の金額を計算する問題です。

ヒントは問題文や前提条件の中にあるので、しっかり読んで導きだしましょう。

選択肢1. 5,500(万円)

役員退職慰労金規定の中に、金額の算定があります。

最終報酬月額×役員在任年数×功績倍率(役位別係数)=役員退職慰労金

前提条件、役員退職慰労金規定を見てわかる数字をあてはめましょう。

最終報酬月額:80万円

役員在任年数:25年間

功績倍率:3.0

80万円×25年×3.0=6,000万円

したがって役員退職慰労金は6,000万円となります。

まとめ

今回の問題は問題文をしっかり読むことにより解ける内容です。

焦らず丁寧に解き点数に繋げましょう。

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