2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級) 過去問
2024年1月
問82 (実技 問22)

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問題

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)試験 2024年1月 問82(実技 問22) (訂正依頼・報告はこちら)

杉田家のキャッシュフロー表の空欄( ア )にあてはまる数値として、正しいものはどれか。なお、計算過程においては端数処理をせず計算し、計算結果については万円未満を四捨五入することとする。
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  • 585(万円)
  • 595(万円)
  • 605(万円)
  • 615(万円)

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この過去問の解説 (3件)

01

n年後の収入・支出額の求め方は、

現在の金額×(1+変動率)nとなります。

設問より現在の収入572万円、変動率1%であり4年後の給与収入を求めたいので、

572万円×(1+0.01)4=595.2≒595万円となります。

選択肢1. 585(万円)

不適切な選択肢。

選択肢2. 595(万円)

適切な選択肢。

選択肢3. 605(万円)

不適切な選択肢。

選択肢4. 615(万円)

不適切な選択肢。

参考になった数2

02

ライフプランニングと資金計画分野から、キャッシュフロー表の計算問題です。

キャッシュフロー表の空欄の答えを算出する問題は頻出です。点が取れやすい部分ですので、繰り返し練習問題を解き、計算方法をマスターしておきましょう。

選択肢2. 595(万円)

適切

給与収入(変動率が設定されている)の計算式は

n年後の予想額 = 現在の金額 ×(1+変動率)^n

となります。

この公式を覚えておくことで時間短縮になりますが、一つ一つ計算して答えを導くことも可能です。

 

変動率は1%なので、前年の金額に101%(1.01)を乗じることで本年の金額が算出されます。

基準日:572万円

1年:572万円×1.01=577.72万円

2年:577.72万円×1.01=583.4972万円

3年:583.4972万円×1.01=589.332172万円

4年:589.332172万円×1.01=595.2254937万円≒595万円(万円未満四捨五入)

 

参考になった数0

03

FP協会で受験される方であれば、超頻出問題です。

キャッシュフロー表のどこを抜かれてもしっかり答えられるようにしておきましょう。

キャッシュフローの問題は、電卓の使い方が分かるかどうかなので、しっかり押さえておきましょう。
そして今回は給与収入を求める問題ですが、生活費など様々な場所が空欄になります。
それでも電卓での計算方法は同じなので、覚えて得点源にしましょう。

 

 

基準年である現在から毎年同じ%ずつ変化していくと、〇年後にはいくらになっているかを求める問題です。
今回は基準年の本人の給与収入672万円変動率1%を使って、4年度の給与収入を求める問題です。

そして計算式は以下の通りです。

 

572万円✕1.01✕1.01✕1.01✕1.01

 

しかし市販の電卓ではもっと簡単な使い方があります

 

1.01✕✕572万====

 

まずは変動率を小数に直して電卓に打ちます。
そして✕(かける)を2回押します。
次は基準年の生活費を入れます
そして今回は4年後なので、=を4回押します
〇年後であれば、=を〇回押す。これを忘れないようにしましょう。

 

=595.2254…万円

 

万円未満を四捨五入

 

595万円

参考になった数0