FP2級の過去問
2024年1月
実技 問25

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問題

FP技能検定2級 2024年1月 実技 問25 (訂正依頼・報告はこちら)

下記の係数早見表を乗算で使用し、計算した結果として、正しいものはどれか。なお、税金は一切考慮しないこととする。

大津さんは、受け取った退職金1,300万円を老後の生活資金として将来使用する予定である。この金額を10年間、年利1.0%で複利運用する場合、10年後の合計額はいくらになるか。
問題文の画像
  • 13,365,000(円)
  • 14,365,000(円)
  • 15,365,000(円)
  • 16,365,000(円)

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この過去問の解説 (2件)

01

FP協会で受験を考えている方は、6つの係数の計算問題は頻出です。

毎問ほぼ必ず3問は出題されているので、覚えなければなりません。

資料を読み、どんな場合であれば、どんな係数を使用するのかを覚えておきましょう。

 

 

1300万円を年利1.0%で、10年間複利運用すると、将来いくらになるのかを計算するためには、「終価係数」を使用します。

キーワード「複利」「一括」です。

「複利」のキーワードは、他にも年金終価係数や資本回収係数があります。

年金終価係数との違いは、終価係数だと一括でお金を入れる年金終価係数だと積み立てがキーワードになります。

文章中に「一括」というキーワードがなくても、積み立てではなく一回だけお金を入れるという意味であれば、終価係数を使います。

資本回収係数との違いは、終価係数は将来増えたお金を計算しますが、資本回収係数は取り崩していくので将来に渡ってお金が減るイメージがあるということです。

この違いを頭に入れておきましょう。

 

キーワードを読み取り、どの係数を使うかが分かったら、資料の該当箇所を見ていきます。

終価係数の10年のところを見ると「1.105」となっています。

よって計算は以下の通りです。

 

1,300万円✕1,105


14,365,000

参考になった数1

02

「元本を複利で運用した時の一定期間後の金額」を求めたいので終価係数を用います。

 

設問より、年利1.0%で10年の終価係数は1.105ですので、

13,000,000円×1.105=14,365,000円となります。

選択肢1. 13,365,000(円)

不適切な選択肢。

選択肢2. 14,365,000(円)

適切な選択肢。

選択肢3. 15,365,000(円)

不適切な選択肢。

選択肢4. 16,365,000(円)

不適切な選択肢。

参考になった数0