2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級) 過去問
2024年5月
問22 (学科 問22)

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問題

FP技能検定2級 2024年5月 問22(学科 問22) (訂正依頼・報告はこちら)

銀行等の金融機関で取り扱う預金の一般的な商品性等に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、本問においては、「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律」を休眠預金等活用法という。
  • オプション取引などのデリバティブを組み込んだ仕組預金には、金融機関の判断によって満期日が繰り上がるものがある。
  • スーパー定期預金は、預入期間が3年以上の場合、単利型と半年複利型があるが、半年複利型を利用することができるのは法人に限られる。
  • 期日指定定期預金は、据置期間経過後から最長預入期日までの間で、金融機関が指定した日が満期日となる。
  • 2009年1月1日以降、取引がないまま5年が経過した預金等は、休眠預金等活用法に基づく「休眠預金等」に該当する。

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題は貯蓄型金融商品における内容です。

金融商品にも銀行の商品やゆうちょ銀行の商品、

財形制度と複数の種類があり、それぞれ制約や優遇金利があります。

仕組みと金利を紐づけて覚えることで記憶しやすくなります。

選択肢1. オプション取引などのデリバティブを組み込んだ仕組預金には、金融機関の判断によって満期日が繰り上がるものがある。

適切

仕組預金とは定期預金にデリバティブの仕組みを組み込んだ商品です。

定期預金は金利と満期日が決まっていますが、

仕組預金は通常の定期預金より金利を高く設定できます。

ただし、金融機関の判断で満期日が預金者では設定できず、

金融機関の判断で繰り上がったり繰り下がることがあります。

また、中途換金を行うと元本割れするリスクもあります。

そのため、定期預金よりもハイリスクな商品となります。

選択肢2. スーパー定期預金は、預入期間が3年以上の場合、単利型と半年複利型があるが、半年複利型を利用することができるのは法人に限られる。

不適切

スーパー定期預金は期間3年以上であれば単利型半年複利型選択できますが、

半年複利型を選択できるのは個人のみです。

法人は選択できません。

また、期間が3年未満の場合は単利型のみとなります。

選択肢3. 期日指定定期預金は、据置期間経過後から最長預入期日までの間で、金融機関が指定した日が満期日となる。

不適切

期日指定定期預金は預けてから1年経過すれば満期日を預金者が設定

することのできる預金です。

ただし、指定でき決まりではありますが、

必ず指定する必要はありません。

選択肢4. 2009年1月1日以降、取引がないまま5年が経過した預金等は、休眠預金等活用法に基づく「休眠預金等」に該当する。

不適切

休眠預金等活用法によって民間公益活動に活用されるのは、

2009年1月1日以降の2009年1月1日以降の取引から

10年以上取引の無い預金等(休眠預金等)です。

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