2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級) 過去問
2024年9月
問17 (学科 問17)
問題文
傷害保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、特約および記載のない事項については考慮しないものとする。
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問題
FP技能検定2級 2024年9月 問17(学科 問17) (訂正依頼・報告はこちら)
傷害保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、特約および記載のない事項については考慮しないものとする。
- 普通傷害保険では、被保険者が自動車を運転中に他の自動車と衝突してケガをした場合、被保険者の過失割合にかかわらず補償の対象となる。
- 普通傷害保険では、海外旅行中に地震により倒壊した建物の下敷きになりケガをした場合、補償の対象となる。
- 交通事故傷害保険では、デパートのエスカレーターに搭乗中の事故によりケガをした場合、補償の対象となる。
- 国内旅行傷害保険では、被保険者が旅行中の飲食により細菌性食中毒を発症した場合、補償の対象となる。
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題では、傷害保険の一般的な商品性について問われています。選択肢の中で不適切な選択肢を選択しましょう。
適切です。
普通傷害保険では、保険金額を上限として、被保険者の過失割合に関わらず実際の損害額が支払われます。
不適切です。
地震によるケガは保障対象外です。普通傷害保険は、国内外を問わず、旅行中を含む日常生活で起こる事故によりケガをした場合に限り補償される保険です。
地震・津波・噴火以外
によるケガ
病気/地震・津波・噴火
によるケガ
適切です。
交通事故傷害保険は、国内外を問わず、被保険者が交通事故を起こした時や建物・乗り物の火災によりけがをした場合、補償の対象となります。乗り物は具体的に、自動車や自転車、電車、航空機、船舶、エレベーター、エスカレーター、および動く歩道が対象となります。
適切です。
国内旅行傷害保険は、自宅を出発してから帰宅するまでに被った傷害を補償する保険です。細菌性食中毒やウイルス性食中毒も補償の対象となります。
地震や噴火、津波などの自然災害によるケガの補償は海外旅行傷害保険のみとなっています。各傷害保険がどの範囲までのケガを補償するのかそれぞれ確認しておきましょう。
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