2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級) 過去問
2024年9月
問22 (学科 問22)
問題文
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問題
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)試験 2024年9月 問22(学科 問22) (訂正依頼・報告はこちら)
- ETFを市場で売却する際には、信託財産留保額はかからない。
- ETFを証券取引所の立会時間中に売買する場合、成行注文や指値注文が可能である。
- インバース型ETFは、日経平均株価などの指標の日々の変動率に一定の正の倍数を乗じて算出される指数に連動した運用成果を目指して運用されるETFである。
- 東京証券取引所には、指標連動型ETFの銘柄だけでなく、アクティブ運用型ETFの銘柄も上場されている。
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この過去問の解説 (3件)
01
ETFは証券取引所に上場され主取引される契約型投資信託です。特徴を理解しましょう。
適切です。
信託財産留保額とは投資信託を解約する際に投資家が負担する費用のことです。設問の通り、ETFを市場で売却する際には、信託財産留保額はかかりません。
適切です。
設問の通りです。ETFは指値注文、成行注文いずれも可能です。
不適切です。
インバース型ETFは、日経平均株価などの指標の日々の変動率に一定の負の倍数を乗じて算出される指数に連動した運用成果を目指して運用されます。設問は「変動率に一定の正の倍数を乗じて」とありますので誤りです。
適切です。
設問の通りです。東京証券取引所には、指標連動型ETFの銘柄だけでなく、アクティブ運用型ETFの銘柄も上場されています。
商品内容は様々ありますので混雑しないよう整理しましょう。
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02
上場投資信託(ETF)とは、証券取引所に上場している投資信託を指します。
この問題では、ETFの特徴を問われています。
適切です。
信託財産留保額は、投資信託の解約時にかかる取引コストを指し、中途解約者が負担します。
ETFは、証券取引所に上場しており、投資家同士の取引となります。
そのため、解約ではなく売却扱いとなり、信託財産留保額がかかりません。
適切です。
ETFは、証券取引所に上場しているため、普通株式と同様に成行注文や指値注文が可能です。
不適切です。
インバース型ETFは、指標と逆の値動きを目指すETFです。
指標の日々の変動率に一定の負の倍数を乗じて算出される指数に連動した運用成果を目指して運用されるETFです。
適切です。
東京証券取引所では、アクティブ運用型ETFも上場しています。
アクティブ運用型ETFは、指標との連動を目指しません。
運用会社やファンドマネージャーの方針に基づいて、目標を上回る利益をあげることを目指します。
ETFは一般的な投資信託と違い上場しているため、普通株式と近い扱いとなります。
違いと特徴を覚えておきましょう。
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03
この問題では、上場投資信託(ETF)に関する記述のうち、不適切な文章を選択します。ETFの商品性を押さえておく必要があります。
適切です。
信託財産留保額とは、投資信託を解約する際にかかる取引コストです。ファンドを一部または全部解約する際に、発生した取引コストを中途解約者が負担するようになっています。ETFも投資信託ですが、市場での売買は単に受益証券の所有権が移転しているだけであり、解約扱いではないので信託財産留保額はかかりません。
適切です。
ETFは証券市場に上場している投資信託なので、普通株式と同様リアルタイムで成行注文や指値注文、信用取引をすることができます。
不適切です。
インバース型ETFは日経平均株価やTOPIXなどの指標の日々の変動率に一定の正の倍数ではなく一定の負の倍数を乗じて算出される指標に連動するETFです。
適切です。
東京証券取引所のETFには、指標連動型ETFとアクティブ運用型ETFの取扱いがあります。
指標連動型ETF
特定の指標に連動した投資成果を目指すETFを指す。
インデックス型やレバレッジ型、インバース型、リンク債型などがある。
アクティブ運用型ETF
連動対象となる指標がないETF。運用担当者が定めた運用方針に従い、銘柄や資産配分を行うことでベンチマークを上回る投資成果を目指すETF。
各上場投資信託に関する仕組みや取扱いは押さえておきましょう。
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