2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級) 過去問
2024年9月
問79 (実技 問19)

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問題

FP技能検定2級 2024年9月 問79(実技 問19) (訂正依頼・報告はこちら)

所得税に関する次の記述の空欄(ア)~(エ)にあてはまる適切な語句を語群の中から選び、その語句の番号の組み合わせが正しい選択肢を選びなさい。

・所得税の確定申告をしなければならない納税者について、毎年1月1日から12月31日までの所得に係る所得税の確定申告期間は、原則として、その年の翌年( ア )から3月15日までである。
・確定申告をする義務はないが、確定申告をすれば所得税が還付される納税者は、還付申告をする年分の翌年( イ )から( ウ )間に還付申告をした場合、還付を受けることができる。
・青色申告を選択している納税者で、その年において損益通算しても、なお控除しきれなかった損失の金額がある場合(純損失の金額がある場合)、その年の翌年以後、原則として最長( エ )間にわたり、損失の繰り越しをすることができる。

1. 1月1日
2. 2月1日
3. 2月16日
4. 3月15日
5. 1年
6. 3年
7. 5年
8. 7年
  • (ア)1  (イ)3  (ウ)5  (エ)8
  • (ア)2  (イ)1  (ウ)6  (エ)7
  • (ア)3  (イ)1  (ウ)7  (エ)6
  • (ア)4  (イ)3  (ウ)8  (エ)5

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この過去問の解説 (1件)

01

所得税の申告に関する問題です。

所得税とは、個人の所得(収入ー経費)に課税される税金です。確定申告とは、この所得税を計算して国に申告する制度のことをいいます。

選択肢3. (ア)3  (イ)1  (ウ)7  (エ)6

(ア)3. 2月16日

確定申告の申告期間は、原則、2月16日~3月15日の約一ヵ月間とされています。

 

(イ)1. 1月1日 (ウ)7. 5年間

申告期間は(ア)の期間となりますが、還付申請、つまり税金が返金される場合の申告は、1月1日から5年間の猶予があります。5年後の12月31日までと言い換えることもできます。

 

(ウ)6. 3年間

本選択のような損益通算しても残る損失のことを、純損失といいます。この純損失は、発生年の翌年以後、原則3年間、繰り越すことができます。これを「純損失の繰越控除」といいます。

 

よって正解は、(ア)3 イ)1 (ウ)7 (エ)6 となり、本選択肢が正解となります。

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