2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級) 過去問
2024年9月
問80 (実技 問20)
問題文
下記の相続事例(2024年7月30日相続開始)における相続税の課税価格の合計額として、正しいものはどれか。なお、記載のない事項については一切考慮しないものとする。
<課税価格の合計額を算出するための財産等の相続税評価額>
土地:4,000万円(小規模宅地等の特例適用後:800万円)
建物:200万円
現預金:3,000万円
死亡保険金:3,000万円(生命保険金等の非課税限度額控除前)
債務および葬式費用:200万円
※土地は、「小規模宅地等の特例」の適用対象となる要件はすべて満たしており、その適用を受けるものとする。
※死亡保険金は、すべて配偶者が受け取っている。
※すべての相続人は、相続により財産を取得している。
※被相続人の相続開始前3年以内に被相続人からの贈与により財産を取得した相続人はおらず、相続時精算課税制度を選択した相続人もいない。また、相続を放棄した者もいない。
※債務および葬式費用はすべて配偶者が負担している。
<課税価格の合計額を算出するための財産等の相続税評価額>
土地:4,000万円(小規模宅地等の特例適用後:800万円)
建物:200万円
現預金:3,000万円
死亡保険金:3,000万円(生命保険金等の非課税限度額控除前)
債務および葬式費用:200万円
※土地は、「小規模宅地等の特例」の適用対象となる要件はすべて満たしており、その適用を受けるものとする。
※死亡保険金は、すべて配偶者が受け取っている。
※すべての相続人は、相続により財産を取得している。
※被相続人の相続開始前3年以内に被相続人からの贈与により財産を取得した相続人はおらず、相続時精算課税制度を選択した相続人もいない。また、相続を放棄した者もいない。
※債務および葬式費用はすべて配偶者が負担している。

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問題
FP技能検定2級 2024年9月 問80(実技 問20) (訂正依頼・報告はこちら)
下記の相続事例(2024年7月30日相続開始)における相続税の課税価格の合計額として、正しいものはどれか。なお、記載のない事項については一切考慮しないものとする。
<課税価格の合計額を算出するための財産等の相続税評価額>
土地:4,000万円(小規模宅地等の特例適用後:800万円)
建物:200万円
現預金:3,000万円
死亡保険金:3,000万円(生命保険金等の非課税限度額控除前)
債務および葬式費用:200万円
※土地は、「小規模宅地等の特例」の適用対象となる要件はすべて満たしており、その適用を受けるものとする。
※死亡保険金は、すべて配偶者が受け取っている。
※すべての相続人は、相続により財産を取得している。
※被相続人の相続開始前3年以内に被相続人からの贈与により財産を取得した相続人はおらず、相続時精算課税制度を選択した相続人もいない。また、相続を放棄した者もいない。
※債務および葬式費用はすべて配偶者が負担している。
<課税価格の合計額を算出するための財産等の相続税評価額>
土地:4,000万円(小規模宅地等の特例適用後:800万円)
建物:200万円
現預金:3,000万円
死亡保険金:3,000万円(生命保険金等の非課税限度額控除前)
債務および葬式費用:200万円
※土地は、「小規模宅地等の特例」の適用対象となる要件はすべて満たしており、その適用を受けるものとする。
※死亡保険金は、すべて配偶者が受け取っている。
※すべての相続人は、相続により財産を取得している。
※被相続人の相続開始前3年以内に被相続人からの贈与により財産を取得した相続人はおらず、相続時精算課税制度を選択した相続人もいない。また、相続を放棄した者もいない。
※債務および葬式費用はすべて配偶者が負担している。

- 5,300万円
- 5,500万円
- 6,800万円
- 8,500万円
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この過去問の解説 (1件)
01
相続税の課税価格合計額の問題は、定期的に出題されています。
ポイントとなるのは、下記の2点です。
①死亡保険金のおける、生命保険金等の非課税限度額控除の計算
②課税価格合計額の計算をするうえで、足されるものと引かれるものの把握
まずは、死亡保険金の課税額を計算します。
死亡保険金-控除額(法定相続人数×500万円)なりますので
3,000万-(3人×500万)=1,500万円
※相続人は、配偶者・長女・二女の3人
加算するもの
・土地 800万 (特例適用後の金額)
・建物 200万
・預貯金 3,000万
・死亡保険金 1,500万 (上記計算より)
合計5,500万円
減算するもの
・債務及び葬式費用 200万円 (配偶者がすべて負担)
ゆえに、
5,500万-200万 = 5,300万円 となり、本選択が正解です。
相続税の課税価格の計算問題は、合計額を問うものや各相続人の課税額を問うものがあります。
何を問われているか、慌てず確認してから解くようにしましょう。
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