2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級) 過去問
2024年9月
問85 (実技 問25)

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問題

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)試験 2024年9月 問85(実技 問25) (訂正依頼・報告はこちら)

露木家のキャッシュフロー表の空欄( イ )にあてはまる数値を計算しなさい。なお、計算過程においては端数処理をせず計算し、計算結果については万円未満を四捨五入すること。
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  • 746(万円)
  • 771(万円)
  • 793(万円)
  • 809(万円)

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この過去問の解説 (3件)

01

引き続き、キャッシュフロー表の分野からです。

今度は、金融資産残高を求める問題です。

選択肢3. 793(万円)

(イ)金融資産残高を求める場合、2つの値を出す必要があります。

増減分がない場合の対象年の金融資産残高を計算する

②対象年の資産の増減額を計算する

順番に解いていきましょう。

 

①の計算式

本問では(イ)の対象年度「3年」の前の「2年」の金融資産残高が明記されています。

これに変動率1%をかければ、①の金額が算出されます。

686×1.01=692.86

 

②の計算式

「3年」の資産の増減額を計算します。この金額は当然、金融資産残高に反映されます。

これは、一年でどれだけ資産が増減したかの計算になりますので、収入合計から支出合計を引きます。

1,066-966=100

 

①と②を金額を足した額が、(イ)の答えになります。

 

692.86+100=792.86 → 730万円 (万円未満四捨五入)

 

よって、本選択肢が正解となります。

まとめ

キャッシュフロー表は毎年出題される分野となります。

計算方法をきちんと押さえておきましょう。

自身のキャッシュフロー表を作成してみるものお勧めです。

参考になった数1

02

FPの業務として重要なライフプランニングのキャッシュフローに関する問題です。

選択肢3. 793(万円)

今回は、3年後の金融資産残高が問われています。

金融資産残高は、その変動率による利回りと、年間収支を足して計算します。

 

<金融資産残高の変動率による利回り>

 2年後の金融資産残高が記載されているため、それに変動率1%を上乗せして計算します。

 →686万円×1.02%=692.86万円

 

<年間収支>

 3年後の収入合計から支出合計を差し引いて計算します。

 →1,066万円-966万円=100万円

 

上記を足すと、

692.86万円+100万円=792.86万円≒793万円(万円未満四捨五入)

 

よって、選択肢3が正答となります。

参考になった数0

03

この問題では、キャッシュフロー表を作成する知識を問われています。

 

変動率と年間収支を見落とさないことが重要です。

 

選択肢3. 793(万円)

適切です。

金融資産残高は、金融資産の利回りと年間収支を考慮して計算します。

 

金融資産の利回り

この問題では、変動率が1%になっているので、毎年1%ずつ上昇する想定ということです。

 

(イ)は2年目の残高から1年経過後なので、1.01を1回かけます

 

686万(2年目の数値)×1.01(変動率)=692.86万円

 

②年間収支

3年目の年間収支を計算します。

1066万円(収入合計)-966万円(支出合計)=100万円

 

金融資産残高

①と②で求めた数値を足します。

692.86万円+100万円=792.86万円

四捨五入にて730万円

参考になった数0