2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級) 過去問
2024年9月
問87 (実技 問27)
問題文

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問題
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)試験 2024年9月 問87(実技 問27) (訂正依頼・報告はこちら)

- 2,627,500(円)
- 2,690,300(円)
- 2,725,900(円)
- 2,754,200(円)
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この過去問の解説 (3件)
01
ライフプランニング分野の資産計算に使う6つの係数の問題です。
係数早見表を使用する計算問題は、必ずといっていいほど出題されています。
下記に明記した各係数の意味は押さえておくべき重要箇所になります。
今ある金額を運用した結果、いくらになるかを計算していきます。
この場合に使用するのは「終価係数」となりますので、「終価係数」と「5年」が交わっている数値(1.051)を確認します。この数値に、運用する金額である250万円をかけます。
2,500,000×1.051=2,627,500円
よって、本選択肢が正解となります。
6つの係数の意味は下記の通りです。
終価係数→複利運用した結果、将来いくらになるかを求める係数
現価係数→複利運用して一定額をためるために、現在いくらあればいいかを求める係数
年金終価係数→複利運用して一定額を積み立てた場合、将来いくらになるかを求める係数
減債基金係数→複利運用して一定額をためるために、必要な積立額を求める係数
資本回収係数→現在ある金額を複利運用しながら一定の期間取り崩す場合、毎年の受取額を求める係数
年金現価係数→複利運用しながら一定額を取り崩す場合、現在いくらあればいいかを求める係数
これらを覚える際には、各係数名の単語と、問題文にて何を問われているのかに注目してみましょう。
「終価」とついている→将来の金額を問われる(最終的な価格)場合に使用。例:〇〇年後の合計額はいくらか?
「現価」とついている→現在の価格を問われる場合に使用。例:現在いくらの資金があればよいか?初めにいくらあればいいか?
「年金」とついている→問題文に毎年一定額を積み立てる額や取り崩す額の明記がある場合。例:毎年〇〇万円積み立てる場合、毎年〇〇万円取り崩す場合
「資本回収係数」→毎年の受取額と問われている場合に使用。例:毎年取り崩すことができる最大金額はいくらになるか?
「年金現価係数」→毎年積立てる額を問われている場合に使用。例:毎年いくらずつ積み立てればよいか?
例えば、本問の場合
5年後の合計額はいくらになるか?→「終価」の係数を使用します
問題文に積立額や取り崩し額の明記がない→「年金」とつく係数は使用しません
よって、「終価係数」を使用します、となります。
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02
係数早見表を用いて将来価格を求める問題です。
係数早見表を用いた問題は頻出ですので、それぞれの係数をどのような場合に使用するかを押さえておきましょう。
6つの係数の解説は以下のとおりです。
終価係数:今ある金額を一定期間複利運用した場合の将来価格を求める際に用いる
現価係数:将来の目標額を達成するのに必要な現在価格を求める際に用いる
減債基金係数:将来の目標額を達成するために毎年必要な積立額を求める際に用いる
資本回収係数:一定金額を一定期間複利運用して毎年受け取る金額を求める際に用いる
年金終価係数:一定金額を毎年複利運用して積み立てた場合の将来価格を求める際に用いる
年金現価係数:一定金額を一定期間に受け取る場合に必要な現在価格を求める際に用いる
今回のケースでは、現在ある250万円を5年にわたって運用した場合の将来価格を求めますので、終価係数を用います。
年利率1.0%の係数早見表に当てはめて計算すると、2,500,000円×1.051=2,627,500円となり、
選択肢1が正答となります。
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03
この問題では、係数を用いた資産計算の方法について問われています。
係数を簡単に表現すると以下の通りになります。
【現在の価格を求める】
【将来の価格を求める】
適切です。
この問題では、一括運用で将来いくらになるか問われています。
そのため、終価係数を使用します。
満期保険金:2,500,000円
期間:5年間
係数:1.051
※問題文の表から「終価係数」の「5年」目の数値を確認します。
保険金にかけて計算します。
2,500,000×1.051=2,627,500円
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