2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級) 過去問
2024年9月
問96 (実技 問36)

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問題

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)試験 2024年9月 問96(実技 問36) (訂正依頼・報告はこちら)

<設例>

FPの青山さんは、まず2024年9月1日現在における宇野家(裕介さんと倫子さん)のバランスシート分析を行うこととした。下表の空欄(ア)にあてはまる数値を計算しなさい。
問題文の画像
  • 7,860(万円)
  • 8,090(万円)
  • 8,220(万円)
  • 8,450(万円)

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この過去問の解説 (3件)

01

バランスシートから計算する問題です。

バランスシートは、ライフプランニングの分析に必要なツールのひとつになります。ライフイベント表やキャッシュフロー表と合わせて、自身のバランスシートを作成してみることをお勧めします。

選択肢2. 8,090(万円)

純資産とは、自身の純粋な実質的資産であり、資産ー負債にて求められます。

〈資産額〉

宇野家(裕介さんと倫子さん)の財産の状況」と宇野家(裕介さんと倫子さん)のバランスシート」から資産額を求めていきましょう。各項目の金額は、裕介さんと倫子さんの資産を合わせた額になります。

金融資産

現金・預貯金 2,830

株式・投資信託 1,450

生命保険(解約返戻金相当額) 830

不動産

土地(自宅の敷地) 2,300

建物(自宅の家屋) 520

土地(賃貸アパートの敷地) 1,400

建物(賃貸アパートの建物) 350

その他

事業用資産(不動産以外) 200

動産等 170

合計金額 10,050(万円)

 

上記と同じように負債額も求めていきます。

 

住宅ローン 620

事業用借入 1,310

賃貸アパートの敷金 30

合計金額 1,960(万円)

 

以上から、

 

純資産=資産ー負債=10,050-1,960=8,090(万円)

 

よって、本選択肢が正解となります。

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02

バランスシート(BS)に関する問題です。

貸借対照表とも呼ばれ、左側に資産右側に負債と純資産を記入し、左右それぞれの合計は同じ金額となります。

選択肢2. 8,090(万円)

<資産の部>

設例の資料1における裕介さんと倫子さんの保有資産を足します。

生命保険は資料3における解約返戻金相当額を足します。

現金・預貯金:2,460万円+370万円=2,830万円

株式・投資信託:1,250万円+200万円=1,450万円

生命保険(解約返戻金相当額):220万円+180万円+150万円+280万円=830万円

土地(自宅の敷地)2,300万円

建物(自宅の家屋)520万円

土地(賃貸アパートの敷地)1,400万円

建物(賃貸アパートの建物)350万円

事業用資産(不動産以外)200万円

動産等:120万円+50万円=170万円

→すべてを足すと、10,050万円

 

<負債の部>

設例の資料2における負債残高を足します。

住宅ローン620万円

事業用借入1,310万円

賃貸アパートの敷金30万円

→すべてを足すと、1,960万円

 

<純資産の部>

バランスシート(BS)は、左右それぞれの合計が同じ金額となるため、資産の合計金額から負債の合計金額を引くと、純資産の金額が求められます。

→10,050万円-1,960万円=8,090万円

 

よって、選択肢2が正答となります。

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03

この問題では、ライフプランニングに必要なバランスシート分析について問われています。

選択肢2. 8,090(万円)

適切です。

純資産とは、返済義務のない資産のことで、資産−負債にて求められます。

以下の手順で見落とさないよう計算しましょう。

 

①資産合計

〔保有資産〕の金額を合計します。

 

現金・貯預金:2,830万円

株式・投資信託:1,450万円

不動産 4,570万円

その他 370万円

生命保険:830万円 ※解約返戻金を合計

 

→資産合計 10,050万円

 

②負債残高

〔負債残高〕の金額を合計します。

住宅ローン:620万円

事業用借入:1,310万円

賃貸アパートの敷金:30万円

 

→負債残高 1,960万円

 

③純資産の計算

10,050万円(資産)−1,960万円(負債)

8,090万円(純資産)

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