2級ﾌｧｲﾅﾝｼｬﾙ・ﾌﾟﾗﾝﾆﾝｸﾞ技能士（FP2級） 過去問
2025年1月
問63 (実技 問3)

不適切です。

冒頭の解説をご参照ください。

適切です。

冒頭の解説をご参照ください。

不適切です。

冒頭の解説をご参照ください。

不適切です。

冒頭の解説をご参照ください。

適切

資料をもとに総収入金額、取得費、譲渡費用を確認していきます。

①収入金額

収入金額とは、投資信託の売却によって得た金額となります。［解約時の条件］を見ます。

解約時基準価額

＝（50万口÷1万口）×10,780円

＝539,000円

※基準価格が（1万口当たり）なので、その単位に合わせるため1万口で割ります。

本問では「信託財産留保額」が発生します。信託財産留保額とは、投資信託を途中で解約（売却）する場合に発生する手数料のことです。

信託財産留保額

＝解約時基準価額×0.1％

＝539,000円×0.1％

＝539円

よって

収入金額

＝解約時基準価額－信託財産留保額

＝539,000円－539円

＝538,461円

②取得費

投資信託を購入した時の費用となります。［購入時の条件］を確認しましょう。

（50万口÷1万口）×8,950円

＝447,500円

※基準価格が（1万口当たり）なので、その単位に合わせるため1万口で割ります。また購入口数は100万口ですが、解約（売却）口数は50万口なので、それに合わせて算出します。

購入手数料は次のとおりです。

購入手数料

＝447,500円×2％

＝8,950円

消費税（8％）を課税した金額は下記のとおりです。

8,950円＋（8,950円×8％）

＝8,950＋716円

＝9,666円

よって

取得費

購入費＋購入手数料

＝447,500円＋9,666円

＝457,166円

③譲渡費用・負債利子

譲渡費用とは、土地や建物を売るために支払った費用のことです。例えば、売却時に支払った仲介料、売主が負担した印紙税などが該当します。

負債利子とは、株式等を購入するための借入金の利子のことをいいます。

両方とも、本問では該当はありません。

よって、

譲渡所得金額

＝収入金額－取得費

＝538,461円－457,166円

＝81,295円