2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級) 過去問
2025年1月
問78 (実技 問18)

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問題

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)試験 2025年1月 問78(実技 問18) (訂正依頼・報告はこちら)

宮野さんは、加入していた下記<資料>の養老保険が2024年10月に満期を迎えたため、満期保険金を一括で受け取った。宮野さんの2024年分の所得税において、総所得金額に算入すべき一時所得の金額として、正しいものはどれか。なお、宮野さんには、この満期保険金以外に一時所得の対象となるものはないものとする。

<資料>
払込保険料の総額:370万円
満期保険金:450万円
保険期間:10年間
  • 15万円
  • 30万円
  • 40万円
  • 80万円

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この過去問の解説 (3件)

01

自身が加入していた養老保険の満期保険金を一括で受け取った時の所得税において、総所得金額に算入すべき一時所得金額を求める問題です。

選択肢1. 15万円

<一時所得金額>

総収入金額-収入を得るための支出額-特別控除額(最大50万円)で求められます。

総収入金額:450万円(満期保険金額)

収入を得るための支出額:370万円(払込保険料の総額)

→450万円-370万円-50万円=30万円

 

総所得金額に算入すべき一時所得金額>

総所得金額に算入する際は、一時所得金額に2分の1を乗じます。

→30万円×2分の1=15万円

 

よって、選択肢1が正答となります。

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02

タックスプランニング分野から、一時所得の金額を問う問題になります。

<一時所得の計算式>

一時所得=総収入金額-支出金額(収入を得るため)-特別控除額(最高50万円)

注意すべきは、一時所得はその全額が総所得金額に算入されるわけではない点です。総所得金額に算入する時は一時所得を2分の1にして算入します。

選択肢1. 15万円

適切

<資料>から、まずは一時所得の金額を計算していきます。

一時所得

=総収入金額-支出金額(収入を得るため)-特別控除額(最高50万円)

=450万円-370万円-50万円

=30万円

ただし、問題文には「総所得金額に算入すべき一時所得の金額として」とあるため、一時所得の金額を2分の1にします。

30万円×1/2=15万円

 

よって答えは、15万円となります。

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03

この問題は一時払い終身保険について問われています。

答えは15万円です。

解説は以下の通りです。

 

【解説】

手順1.一時所得を計算します。

(満期保険金)450万円-(払込保険料)370万円=80万円

 

手順2.特別控除を差し引きます。

80万円-(特別控除)50万円=30万円

 

手順3.総所得金額に算入する場合は最後に2分の1を乗じます。

30万円×1/2=15万円

 

従って、答えは15万円になります。

選択肢1. 15万円

適切です。

冒頭の解説をご参照ください。

選択肢2. 30万円

不適切です。

冒頭の解説をご参照ください。

選択肢3. 40万円

不適切です。

冒頭の解説をご参照ください。

選択肢4. 80万円

不適切です。

冒頭の解説をご参照ください。

まとめ

税金の計算式は沢山あり覚えるのが大変だと思いますがそれぞれ混在しないよう整理しましょう。

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