2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級) 過去問
2025年1月
問86 (実技 問26)

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問題

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)試験 2025年1月 問86(実技 問26) (訂正依頼・報告はこちら)

鶴見さんは、相続財産として受け取った1,500万円を自身の老後生活資金とするために資産運用を行うこととした。この金額を15年間、年利1.0%で複利運用する場合、15年後の合計額はいくらになるか。
問題文の画像
  • 16,415,000(円)
  • 17,415,000(円)
  • 17,800,000(円)
  • 16,320,000(円)

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この過去問の解説 (3件)

01

6つの係数を活用した計算問題です。

終価係数:今ある金額を一定期間複利運用した場合の将来価格を求める際に用いる

現価係数:将来の目標額を達成するのに必要な現在価格を求める際に用いる

減債基金係数:将来の目標額を達成するために毎年必要な積立額を求める際に用いる

資本回収係数:一定金額を一定期間複利運用して毎年受け取る金額を求める際に用いる

年金終価係数:一定金額を毎年複利運用して積み立てた場合の将来価格を求める際に用いる

年金現価係数:一定金額を一定期間に受け取る場合に必要な現在価格を求める際に用いる

選択肢2. 17,415,000(円)

今ある金額を一定期間複利運用した場合の将来価格を求める際に用いるのは終価係数です。

係数早見表を用いて計算すると、

1,500万円×1.161=17,415,000円となり、

選択肢2が正答となります。

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02

ライフプランニング分野から、6つの係数の計算問題です。

6つの係数は、実技試験だけでなく学科試験でも出題されるため、各々の役割は覚えておく必要があります。

ただし、どの係数を使用するか迷う場合もあるでしょう。問題文から判断するためのヒントを、下記の表にまとめました。考え方の一つとして、参考にしてください。

選択肢2. 17,415,000(円)

適切

冒頭解説の表を使って、問題を解いてみましょう。

文末が「15年後の合計額はいくらになるか」となっているため、終価係数年金終価係数のどちらかが該当します。また、文中で「相続財産として受け取った1,500万円」とあるように一括で受け取っているため終価係数を使用すると判断できます。

よって計算式は下記のとおりになります。

15年後の合計額

=1,500万円×終価係数(15年)

=1,500万円×1.161

17,415,000円

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03

この問題は係数の活用について問われています。

 

【回答】17,415,000円

設問は今あるお金が将来いくらになるのかを計算する必要があります。

その場合は【終価係数】を用います。

従って計算式は以下のとおりです。

15,000,000×(終価係数)1.161=17,415,000

 

よって回答は17,415,000円となります。

 

選択肢1. 16,415,000(円)

不適切です。

冒頭の解説をご参照ください。

選択肢2. 17,415,000(円)

適切です。

冒頭の解説をご参照ください。

選択肢3. 17,800,000(円)

不適切です。

冒頭の解説をご参照ください。

選択肢4. 16,320,000(円)

不適切です。

冒頭の解説をご参照ください。

まとめ

6つの係数がありますのでそれぞれどんな時に使用するのかを押さえましょう。

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