2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級) 過去問
2025年1月
問92 (実技 問32)

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問題

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)試験 2025年1月 問92(実技 問32) (訂正依頼・報告はこちら)

<設例>

直樹さんは、ももかさんの大学進学を控えて奨学金に関心を持ち、FPの宮本さんに質問をした。宮本さんが日本学生支援機構の奨学金(予約採用)の一般的な取扱いについて説明する際に使用した下表の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる数値および語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。なお、記載のない事項については一切考慮しないものとする。
問題文の画像
  • (ア)3  (イ)学力基準および家計基準  (ウ)定額返還方式のみ
  • (ア)3  (イ)家計基準のみ  (ウ)所得連動返還方式か定額返還方式のどちらかを選択
  • (ア)5  (イ)学力基準および家計基準  (ウ)所得連動返還方式か定額返還方式のどちらかを選択
  • (ア)5  (イ)家計基準のみ  (ウ)定額返還方式のみ

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この過去問の解説 (3件)

01

奨学金の取扱いに関する問題です。

選択肢1. (ア)3  (イ)学力基準および家計基準  (ウ)定額返還方式のみ

(ア)3

 貸与型(第二種奨学金)の上限金利は年利3%となります。

 

(イ)学力基準および家計基準

 給付型奨学金を含め、奨学金の申込の目安となる基準には、学力基準および家計基準いずれも必要となります。

 

(ウ)定額返還方式のみ

 有利子の第二種奨学金の返還については、定額返還方式のみとなります。

 

 よって、選択肢1が正答となります。

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02

ライフプランニング分野から、奨学金に関する問題になります。

選択肢1. (ア)3  (イ)学力基準および家計基準  (ウ)定額返還方式のみ

適切

(ア)3

貸与型奨学金の貸与利率の算定方法は、「利率固定方式」または「利率見直し方式」に従って算定します。どちらも年3.0%が上限となります。

 

(イ)学力基準および家計基準

奨学金の申し込みには、学力基準および家計基準が目安として設けられています。

 

(ウ)定額変換方式のみ

定額返還方式は月々の返還額が一定の返還方式です。そして、所得連動変換方式は所得等に応じて月々の返還額が決まる返還方式となります。第二種奨学金の返還は、定額返還方式のみとなります。

 

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03

この問題は奨学金について問われています。

 

【回答】

(ア)第二種奨学金の上限は3%です。

(イ)日本学生支援機構の奨学金は給付型奨学金・貸与型奨学金いずれも「借入にあたっては学力基準および家計基準」が設けられます。

(ウ)第二種奨学金の返還は定額返還方式しか認められていません。一方で第一種奨学金の返還は所得連動返還方式か定額返還方式のどちらかを選択することができます。

選択肢1. (ア)3  (イ)学力基準および家計基準  (ウ)定額返還方式のみ

適切な組み合わせです。

冒頭の解説をご参照ください。

選択肢2. (ア)3  (イ)家計基準のみ  (ウ)所得連動返還方式か定額返還方式のどちらかを選択

不適切な組み合わせです。

冒頭の解説をご参照ください。

選択肢3. (ア)5  (イ)学力基準および家計基準  (ウ)所得連動返還方式か定額返還方式のどちらかを選択

不適切な組み合わせです。

冒頭の解説をご参照ください。

選択肢4. (ア)5  (イ)家計基準のみ  (ウ)定額返還方式のみ

不適切な組み合わせです。

冒頭の解説をご参照ください。

まとめ

奨学金について問われる論点はあまり多くありませんのでポイントをしっかり押さえましょう。

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