2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級) 過去問
2025年5月(CBT)
問3 (学科 問3)
問題文
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問題
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)試験 2025年5月(CBT) 問3(学科 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
- 労働者災害補償保険の適用を受ける労働者には、雇用形態がアルバイトやパートタイマーである者も含まれる。
- 労働者災害補償保険の保険料の算定に用いられる労災保険率は、事業の規模によって災害の発生率が異なることから、適用事業に従事する労働者数に応じて定められている。
- 労働者の業務上の傷病が治癒したときに、身体に一定の障害が残り、その障害の程度が所定の障害等級に該当する場合、障害補償給付が支給される。
- 業務災害により労働者が死亡した場合、対象となる遺族に対し、遺族補償給付として遺族補償年金または遺族補償一時金が支給される。
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題では、「労災保険の基本的な知識」について問われています。
適切です。
労災保険の対象は、雇用形態に関係なく全て労働者となっています。
不適切です。
労災保険率は、業種によって定められています。
これは、業種によって災害の発生状況が異なるためです。
(例:建設業は金融業に比べて危険度が高い)
事業規模で決まることはありません。
適切です。
障害補償給付は、労災によって障害が残った場合に支給される給付です。
所定の障害等級に該当する場合、等級に応じて年金または一時金が支給されます。
障害年金(公的年金制度)とは別の制度です。
適切です。
遺族補償給付は、労災によって死亡した場合に遺族へ支給される給付です。
「年金」または「一時金」があり、
遺族の範囲・構成などによって支給形態が異なります。
遺族年金(公的年金制度)とは別の制度です。
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02
ライフプランニング分野から、労働者災害補償保険(労災保険)に関する問題です。
労働者災害補償保険(労災保険)とは、労働者が仕事中や通勤中にケガや病気、死亡などに該当した場合、給付される保険です。
適切
労災保険の対象は全ての労働者となります。
不適切
労災保険率は、従事する労働者数ではなく、事業の種類に応じて定められています。
因みに一番高い保険率の事業の種類は、鉱業の「金属鉱業、非金属鉱業(石灰石鉱業又はドロマイト鉱業を除く。)又は石炭鉱業」で88/1000。
一番低い保険率は2.5/1000で、「原油又は天然ガス鉱業」「金融業、保険業又は不動産業」などが該当します。(令和6年4月1日現在)
適切
障害補償給付とは、治療後に障害が残った場合、障害等級に応じて障害補償年金か障害補償一時金が支給されます。
障害等級が第1等級~第7等級の場合は年金、第8等級~第14等級の場合は一時金となります。
適切
遺族補償給付とは、死亡した労働者の遺族に支給される給付金になります。この遺族補償給付には、遺族補償年金と遺族補償一時金の2種類があります。
労災保険に関する給付を一覧表にまとめると、下記のようになります。
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