2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級) 過去問
2025年5月(CBT)
問9 (学科 問9)
問題文
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)試験 2025年5月(CBT) 問9(学科 問9) (訂正依頼・報告はこちら)
- 住宅ローンの返済方法において、元利均等返済と元金均等返済を比較した場合、借入額や返済期間などの他の条件が同一であれば、総返済額は元利均等返済のほうが多くなる。
- 住宅ローンの一部繰上げ返済において、返済額軽減型と返済期間短縮型を比較した場合、繰上げ返済額や金利などの他の条件が同一であれば、利息の軽減効果は返済額軽減型のほうが大きくなる。
- 住宅ローンの一部繰上げ返済をする場合、取扱金融機関によって最低返済額や必要となる手数料が異なることがある。
- 住宅ローンの借換えに際して、現在借入れをしている金融機関の抵当権を抹消し、借換先の金融機関の抵当権を設定する場合、登録免許税等の諸費用が必要となる。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
この問題では、
・住宅ローンの返済方法
・繰上げ返済の種類や手数料
・借換え時にかかる費用 について問われています。
適切です。
住宅ローンの総返済額は、
他条件が同一であれば、元利均等返済のほうが多くなります。
毎月の返済額(元金+利息)が一定。
元金がなかなか減らないため、
総返済額が増える。
毎月返済する元金が一定。
利息は元金に応じて減るため、
総返済額も減る。
不適切です。
住宅ローンの一部繰上げ返済において、
利息の軽減効果は、返済期間軽減型のほうが大きくなります。
返済期間短縮型
返済期間を短くする
→将来の利息を減らせる
適切です。
繰上げ返済の最低返済額や手数料は、取扱金融機関によって異なります。
適切です。
抵当権の抹消・設定登記には、登録免許税等の諸費用が必要です。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
02
ライフプランニング分野から、住宅ローンに関する問題になります。
適切
住宅ローンの返済方法は、主に下記の2種類となります。
・元利均等返済→返済額は均等。返済が進むにつれ、返済額に対する元金割合が多くなる
・元金均等返済→返済額に対する元金割合が均等。返済が進むにつれ、返済額が少なくなる
この2つを比べた場合、総返済額は「元利均等返済」のほうが多くなります。
不適切
住宅ローンの繰り上げ返済には下記の2つがあります。
・期間短縮型→返済期間を短縮
・返済額軽減型→毎月の返済額を軽減
この2つを比べた場合、利息軽減効果が大きいのは、期間短縮型となります。
適切
住宅ローンの一部繰り上げ返済に関しては、金融機関によって手数料や最低返済額は異なります。
適切
登録免許税とは、土地や建物の権利等を法務局に登記する際に課税される税金です。(表題部登記にはかかりません)
抵当権の抹消・設定は権利部に該当するため、登録免許税の支払いが必要です。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問8)へ
2025年5月(CBT) 問題一覧
次の問題(問10)へ