FP3級の過去問
2015年5月
学科 問5
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問題
FP3級試験 2015年5月 学科 問5 (訂正依頼・報告はこちら)
住宅ローンの一部繰上げ返済を行う際に「期間短縮型」を選択した場合、一般に、繰上げ返済後の毎回の返済額は増額となるが、残りの返済期間は短くなる。
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この過去問の解説 (4件)
01
住宅ローンの一部繰上げ返済には、「 期間短縮型 」と「 返済額軽減型 」があります。繰上げ返済する金額は、「 全額が元金 」に充当されます。これにより、
・「 期間短縮型 」は、毎回の返済額は変えずに、残りの返済期間を短縮出来ます。
・「 返済額軽減型 」は、残りの返済期間は変えずに、毎回の返済額を軽減することが出来ます。
したがって、問題文中の「 繰上げ返済後の毎回の返済額は増額となる 」という部分は誤りであり、× が正解です。
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02
「(返済)期間短縮型」は、繰上げ返済後の毎回の返済金額は変えずに、残りの返済期間を短くする方法です。
一方、「返済額軽減型」は、残りの返済期間は変えずに、毎回の返済金額(負担)を少なくする方法です。
なお、「(返済)期間短縮型」は、繰上げ返済後、元金部分に充当される金額が多くなり、かつ、残りの返済期間(回数)が早まるという特徴があります。
同じ条件で一部繰上げ返済を行う場合、支払うべき利息の軽減効果は、「(返済)期間短縮型」の方が、「返済額軽減型」よりも大きくなります。
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03
よって、解答は2となります。
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04
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