FP3級の過去問 2014年9月 実技 問61

正解【3】

1：「日本の公的年金制度の仕組みと特徴について説明をした」

個別具体的な相談はできませんが、一般的な仕組みを説明することは可能です。

2：「将来の必要保障額の試算および加入している保険の見直しを行った」

生命保険募集人の登録をしていないFPは販売することはできませんが、アドバイスは可能です。

3：「無償で税務書類の作成を行った」

税務書類の作成は税理士の独占業務になります。


以上より、正解は【3】となります。

正解は　３　です。

税理士資格を有していないＦＰが、顧客から要望を受け、無償で「 税務書類の作成 」を行うことはできません。

税理士の専門業務としては、
　　・税務代理行為
　　・税務書類の作成
　　・税務相談　　　　
があります。これらは税理士の業としての専門領域に当たるため、「 有償・無償 」、「 営利目的の有無 」を問わず税理士資格を有していないＦＰが行うことはできません。

正解は３です。

税務書類の作成業務は、税理士法に規定されている税理士の独占業務です。そのため、無償であっても、作成を代行すると税理士法違反となります。