正解は 1 です。
記述の通り、一般的な「 固定利付債券 」では、通常、市中金利が「 上昇 」すると債券価格は「 下落 」します。したがって、○ が正解です。
利付債券には、金利が変わらない「 固定利付債券 」と、金利が変動する「 変動利付債券 」があります。
「 固定利付債券 」は、市中金利が上昇しても下落しても毎回同じ金額の利息がもらえます。市中金利が上昇しているときは、「 変動利付債券 」のほうが「 固定利付債券 」よりも多くの利息がもらえますので、投資家としては保有する「 固定利付債券 」を売って「 変動利付債券 」を買う流れになります。
こうして「 固定利付債券 」は売れなくなりますので、債券を売る側としては債券価格を下げる方向に動きます。結果として、債券価格は「 下落 」するのです。