FP3級の過去問
2014年5月
学科 問11

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問題

FP3級試験 2014年5月 学科 問11 (訂正依頼・報告はこちら)

日本銀行による公開市場操作の買いオペレーションは、金融の引締めを目的として行われる。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 2 です。

日本銀行による公開市場操作の「 買いオペレーション 」には次のような効果があります。

 ①日本銀行が金融機関が保有している国債を買う。
 ↓
 ②市場に資金が供給される。
 ↓
 ③マネーストックが増加する。
  (金融機関に手持ち資金が増える。)
 ↓
 ④金利が低下する。
 ↓
 ⑤投資が増加する。
 ↓
 ⑥景気回復・拡大につながる。

よって、買いオペレーションは「 金融引き締め 」ではなく、「 金融緩和 」を目的として行われます。したがって、× が正解です。

なお、「 金融引き締め 」を目的として行われるのは、「 売りオペレーション 」です。

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02

買いオペレーション(略称:買いオペ)では、日銀が国債等を市場で購入し、対価として資金を供給します。
その結果、市場に流通する資金量が増え、市場金利を下げる働きがあります。
買いオペレーションは金融緩和に当たります。
逆に、売りオペレーションは金融引締めに該当します。

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03

正解【×】

「買いオペレーション」
①日本銀行が民間金融機関が保有する債券などを買い上げる

②市場に資金を供給する=市場の資金量が増えることに

③市場の資金量が増え、金利が低めになる

といった効果があります。

銀行の貸出金利が低くなれば、企業が資金を借りやすくなったり、住宅ローンを組む人が増えたりして経済が活発化することになります。

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