FP3級の過去問
2014年5月
実技 問61

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問題

FP3級試験 2014年5月 実技 問61 (訂正依頼・報告はこちら)

ファイナンシャル・プランニング業務を行うに当たっては、関連業法を順守することが重要である。
ファイナンシャル・プランナー(以下「FP」という)の行為に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
  • 投資助言・代理業者の登録をしていないFPが、顧客と投資顧問契約を締結し、当該契約に基づいて特定の有価証券の動向や投資判断について助言をした。
  • 生命保険募集人の登録をしていないFPが、変額個人年金保険の一般的な仕組みについて顧客に説明をした。
  • 弁護士資格を有していないFPが、法律事務に関する業務依頼に備えるために、弁護士と提携する顧問契約を締結した。

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この過去問の解説 (3件)

01

特定の有価証券の動向や投資判断について助言をするためには、投資助言・代理業者の登録が必要です。
設問は【不適切なもの】を選択するので、解答は【1】です。

生命保険募集人の登録をしていないFPが、変額個人年金保険の一般的な仕組みについて顧客に説明をした。
 →一般的な仕組みについての説明をするのに、
  生命保険募集人の登録は必要ありません。


弁護士資格を有していないFPが、法律事務に関する業務依頼に備えるために、弁護士と提携する顧問契約を締結した。
 →弁護士に法律業務を委託することに、
  資格や登録は必要ありません。

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02

正解【1】

1⇒投資助言・代理業者の「登録をしていないFP」が、「特定の」有価証券の動向や投資判断について助言することはできません。

2のように、「一般的な仕組み」について顧客に説明することは可能です。

3の業務提携も問題ありません。

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03

正解は 1 です。この問題は、最も不適切なものを選ぶ問題です。

記述1.→ 投資助言・代理業者の「 登録をしていない 」FPが、顧客と投資顧問契約を締結し、当該契約に基づいて特定の有価証券の動向や投資判断について助言をすることはできません。FPがこのような行為を行うには、『 金融商品取引法 』に基づく「 登録 」が必要であり、未登録の者が行った場合には刑罰に処せられます。

記述2.記述3.→ 適切な行為です。

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