FP3級の過去問
2014年1月
実技 問64
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問題
FP3級試験 2014年1月 実技 問64 (訂正依頼・報告はこちら)
下記<資料>に基づく株式の評価尺度に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 空欄(ア)に入る語句は、「40倍(=2,400円÷60円)」である。
- 空欄(イ)に入る語句は、「3倍(=2,400円÷800円)」である。
- 空欄(ウ)に入る語句は、「33.3%(≒60円÷180円×100)」である。
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この過去問の解説 (3件)
01
記述1.→ 株価収益率( PER:Price to
Earnings Ratio )
= 株価 ÷ 1株当たり(純)利益
= 2,400円 ÷ 180円 = 13.333… ≒ 13.3倍 です。なお、判断に関する文は正しいです。
記述2.→ 正しい記述です。
※ PBR:Price to Book value Ratio
記述3.→ 配当利回り = 1株当たり年間配当金 ÷ 株価 × 100
= 60円 ÷ 2,400円 × 100 = 2.5% です。なお、配当利回りに関する説明は正しいです。
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02
1 → 株価収益率(PER)は、株価が1株あたり利益の何倍まで買われているかを判定する指標です。
計算式は、「株価 ÷ 1株当たり利益」となり、問題文より、
2,400円 ÷180円 =13.333となります。
→ ×
2 → 株価純資産倍率(PBR)は、株価が1株あたり純資産の何倍まで買われているかを判断するものです。
計算式は、「株価 ÷ 1株当たり純資産」となり、問題文より、
2,400円 ÷800円 =3となります。
→ 〇
3 → 配当利回りは、配当金の投資金額に対する割合を示すものです。
計算式は、「1株あたり配当金 ÷ 株価 ×100」となり、問題文より、
60円 ÷2,400円 ×100 =2.5%
となります。 → ×
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03
(ア)には、株価収益率( PER)を求める式が入ります。
株価÷一株当たり利益 の計算にあてはめ、
2,400÷180≒13.3(倍)が正しい答えとなりますので、選択肢[1]は不適切です。
(イ)には、株価純資産倍率(PBR)を求める式が入ります。
株価÷一株当たり純資産
の計算で求められますので、選択肢[2]は正しいです。
(ウ)には、配当利回りを求める式が入ります。
(一株当たり配当金÷株価)×100 の計算に当てはめ、
(60÷2,400)×100=2.5(%) が正しい答えとなりますので、(ウ)は不適切です。
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