FP3級の過去問
2014年1月
実技 問63

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問題

FP3級試験 2014年1月 実技 問63 (訂正依頼・報告はこちら)

下記は、経済用語についてまとめた表である。下表に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
問題文の画像
  • 空欄(ア)に入る用語は、「景気ウォッチャー調査」である。
  • 空欄(イ)に入る用語は、「景気動向指数」である。
  • 空欄(ウ)に入る用語は、「国内総生産(GDP)」である。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は【1】です。

1、空欄(ア)には、『日銀短観』が入ります。日銀短観とは、正式名称を全国企業短期経済観測調査といい、日本銀行が行う統計調査で、全国の企業動向を的確に把握し、金融政策の適切な運営に資するものです。国の約1万社の企業を対象に四半期ごとに行い発表しています。

 設問の『景気ウォッチャー調査』は、景気に敏感な職業の人たちを選び、景気の現状や見通しを報告してもらうもので、内閣府が毎月公表しています。その性質上、別名『街角景気』とも呼ばれています。

2、空欄(イ)は景気動向指数で正しいです。
※景気ウォッチャー調査と類似する点もありますので注意が必要です。

3、空欄(ウ)は国内総生産で正しいです。
※一定期間内に国内で産み出された付加価値の総額であると覚えておくと便利です。

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02

正解は 1です。この問題は、最も不適切なものを選ぶ問題です。

記述1.→ 空欄( ア )に入る用語は、「 日銀短観(企業短期経済観測調査)」です。年4回行われます。「 景気ウォッチャー調査 」とは、生活実感としての景況感を調査するのが目的で、内閣府が2000年1月から開始した聞き取り調査のことです。毎月実施されています。

記述2.記述3.→ 正しい記述です。

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03

解答:1

(ア)の記述は企業短期経済観測調査(日銀短観)の説明であるため、[1]が不適切な選択肢となります。
「景気ウォッチャー調査」とは、地域別に地域の景気の動向に敏感な立場にある人々に聞き取りをし、地域ごとの景気動向を把握し、景気動向判断の材料とするものです。

(イ)(ウ)はそれぞれ正しい説明です。

(イ)の景気動向指数は、景気に敏感な指標30種類の動きを統合して、景気の予測、把握の材料にします。
(ウ)の国内総生産(GDP)は、最も基礎的で重要な指標です。内閣府が四半期ごとに調査・公開しています。

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