FP3級の過去問
2014年1月
実技 問62

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問題

FP3級試験 2014年1月 実技 問62 (訂正依頼・報告はこちら)

下記は、細川家のキャッシュフロー表(一部抜粋)である。このキャッシュフロー表の空欄(ア)、(イ)にあてはまる数値の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、計算に当たっては、キャッシュフロー表中に記載の整数を使用し、計算結果は万円未満を四捨五入することとする。
問題文の画像
  • (ア)▲23   (イ)576
  • (ア)▲23   (イ)581
  • (ア)   23   (イ)576

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 2 です。

・( ア )について

「 年間収支 」を求める問題です。次の計算式で求めることができます。

 年間収支 = 当年の収入合計 - 当年の支出合計

キャッシュフロー表には、「 収入合計(=718) 」と「 支出合計(=741) 」が書かれていますので、

 年間収支 = 718 - 741 =(ア ▲23 )です。
※ ▲はマイナスであることを表します。

・( イ )について

「 金融資産残高 」を求める問題です。次の計算式で求めることができます。

 当年の金融資産残高 = 前年の金融資産残高 ×( 1 + 変動率 )± 当年の年間収支

キャッシュフロー表より、
 ・前年の金融資産残高 = 483
 ・変動率 = 1%(0.01)
 ・当年の年間収支 = 93 が分かりますので、

当年の金融資産残高 = 483 ×( 1 + 0.01 )+ 93 = 580.83  となります。

問題文に「 万円未満(小数点未満)を四捨五入する 」とありますので、したがって、(イ 581 )が正解です。


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02

解答:2

(ア)では、年間収支を求めます。年間収支は、その年の収入合計から支出合計を引くことで求められます。

 718-741=▲23 

よって、(ア)には▲23が当てはまります。

 (イ)では、1年後の金融資産残高を求めます。〇年後の将来価値を求めるには
 
 現在の金額×{(1+変動率)経過年数乗}±年間収支

で求められます。これをあてはめると、

 483×(1+0.01)1乗+93=580.83

で、四捨五入して581となります。

 よって、[2]の組み合わせが正しいといえます。

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03

正解は【2】です。

キャッシュフロー表の計算をする問題です。

(ア)は、3年目の年間収支を問う問題です。年間収支は、単純にその年の収入の合計から支出の合計を引くことにより、算出することができます。

3年目の年間収支
=718(収入合計)- 741(支出合計) =▲23

(イ)は、1年目の金融資産残高を問う問題です。
金融資産残高は別名貯蓄残高ともいいます。

計算方法は
前年の貯蓄残高 ×(1+変動率)± 年間収支

で計算します。

483 ×(1+0.01)+93=580.83

となり、四捨五入により、581が正解です。

上記の二つの算出により、選択肢の【2】が正解になります。
 

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