FP3級の過去問
2014年1月
実技 問69
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問題
FP3級試験 2014年1月 実技 問69 (訂正依頼・報告はこちら)
北村拓郎さんが加入している医療保険(下記<資料>参照)の保障内容に関する次の記述の空欄(ア)にあてはまる金額として、正しいものはどれか。なお、保険契約は有効に継続しているものとし、拓郎さんはこれまでに<資料>の保険から保険金および給付金を一度も受け取っていないものとする。
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この過去問の解説 (3件)
01
今回はガンと診断されたことによる15日間の入院と給付倍率20倍の手術を受けたことによる給付金を受け取ることができます。
入院給付金は日額10,000円で、1日目から支払われる保険なので、15日間分の15万円が支払われます。
手術給付金は、入院日額×給付倍率で支払われます。今回は20倍なので、20万円が支払われます。
よって、15万円+20万円で解答は35万円となります。
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02
この問題は保険証券の分析をする問題です。資料を見て実際に支払われる給付金の金額を計算します。資料のご契約内容を確認し、該当するかどうかを判断します。
設問の中に【15日間入院】とあります。
→資料のご契約内容を確認すると入院給付金とあり、給付金額・保険金額は『日額 10,000円』とあります。そこから入院開始日当日を含めて1日目から日数を計算すると、
→10,000円 × 15日間 = 15万円
となり、入院給付金は15万円となります。
次に、設問の【給付倍率20倍の手術の(1回)を受けた】とあります。
→手術給付金に関しては、ご契約内容の手術給付金に入院給付金日額 × 10・20・40倍とあり、今回は20倍と記載がありましたので、20倍で計算します。
→次に入院給付金日額を確認します。今回は資料より10,000円と確認が取れますので、手術給付金は10,000円 × 20倍 = 20万円となります。
上記の15万円(入院給付金)と20万円(手術給付金)の二つを合計すると35万となり、本問の正解となります。
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03
(ア)を求めるために、記述文にある「 北村拓郎さんが受けた治療内容 」と拓郎さんが加入している<資料>の医療保険の ■ご契約内容 とを照らし合わせて、該当するものを取り上げ、合計します。
●「平成25年中にガン(悪性新生物)と診断され、~」
→ この保険はガン保険ではないため、「 診断給付金 」はありません。
●「その後15日間入院し、~」
→ ■ご契約内容 には「 入院給付金 」があります。入院給付金のところの「 給付金額・保険金額 」に書かれている内容によると、
・給付金額 日額 10,000円
・入院開始日からその日を含めて1日目から支払います。
とあります。拓郎さんは 15日間 入院していますので、「 入院給付金 」は
→ 10,000円 × 15日間 = 15万円 です。
●「 給付倍率20倍の手術の手術(1回)を受けた~」
→ ■ご契約内容 には「 手術給付金 」があります。手術給付金のところの「 給付金額・保険金額 」に書かれている計算式は、
・入院給付金日額 × 10・20・40倍
とあります。拓郎さんの保険の入院給付金日額は「 10,000円 」、また、記述文中には「 給付倍率 20倍 」と書かれていますので、「 手術給付金 」は、
→ 10,000円 × 20倍 = 20万円 です。
したがって、「 入院給付金 15万円 」と「 手術給付金 20万円 」を合計して、(ア 35万円 )が給付金として支払われます。
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