FP3級の過去問
2019年9月
学科 問57

正解は1.4分の1です。

法定相続分は以下のようになっています。

配偶者(2分の1)と子(2分の1)
配偶者(3分の2)と直系尊属(3分の1)
配偶者(4分の3)と兄弟姉妹(4分の1)

設問では配偶者(妻B)と兄弟姉妹(弟C)が法定相続人となり、弟Cの法定相続分は4分の1となります。

【答】1 . 4分の1

民法における法定相続分に関する問題です。
今回のケースでは、被相続人Aさんに直系卑属(子、孫)や直系尊属(父母、祖父母)がいないため、関係図内の配偶者(妻Bさん)は最優先順位として4分の3、弟Cさんは第3順位として4分の1を相続します。

法定相続分において、死亡した者の配偶者は常に相続人となり、その他は、①子、②直系尊属、③兄弟姉妹の順序で相続人となります。それぞれ、①1/2、②1/3、③1/4が割り当てられるので、この場合は弟Cさんが1/4、妻Bさんが3/4となります。