FP3級の過去問
2020年9月
学科 問4

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問題

FP3級試験 2020年9月 学科 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

老齢基礎年金を繰下げ受給する場合、繰下げによる加算額を算出する際の増額率は最大30%である。
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この過去問の解説 (3件)

01

老齢基礎年金の支給開始年齢は65歳です。
しかし、受給額を増やすために支給開始を遅くすることもでき、これを「繰下げ受給」といいます。
現行では、70歳までに受取りを開始することになっています。繰下げ受給を行った場合、「繰り下げた月数×0.7%」が年金額に加算されます。
よって、70歳から受取りを開始した場合、以下の増額率になります。
12カ月×5年×0.7=42%

正解は「2」です。

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02

正解:2
年金の受け取りに関する問題になります。


基本的には国民年金を10年以上支払ったら、基本的には65歳から年金を受け取ることが出来ます。
しかし、60歳から65歳の間に早めに受給する繰り上げや、65歳よりも遅く受け取る繰り下げで受給することも可能です。
繰り上げ受給に関しては、65歳から受け取るのと比べ、月当たり0.5%の減額となり、老齢厚生年金と一緒に申請することになります。
繰り下げ需給に関しては、月当たり0.7%の増額となり、老齢基礎年金とは別に申請することができます。最大で70歳になります。

よって、最大になるのは70歳の時となります。
0.7% × ( 70 − 65 ) × 12 = 42 %

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03

正解は「2」です。

本来65歳から受け取ることができる老齢基礎年金を、65歳よりも遅く(66歳から70歳までに)受け取りを開始することを、老齢基礎年金の「繰下げ受給」といいます。

繰り下げ受給を行った場合、『繰り下げた月数×0.7%』が年金額に加算され、最大で『60ヶ月(66歳から70歳まで5年間繰り下げた場合)×0.7%=42%』の増額率となります。

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