FP3級の過去問
2020年9月
実技 問70

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問題

FP3級試験 2020年9月 実技 問70 (訂正依頼・報告はこちら)

自動車損害賠償責任保険(以下「自賠責保険」という)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、加害車両が複数の場合については考慮しないものとする。
  • 自動車事故により他人を死亡させた場合、自賠責保険から死亡による損害に対して支払われる保険金の限度額は被害者 1名につき 3,000万円である。
  • 自動車事故により他人にケガを負わせた場合、自賠責保険から傷害による損害に対して支払われる保険金の限度額は被害者 1名につき 120万円である。
  • 自動車事故により他人に後遺障害を負わせた場合、自賠責保険から後遺障害による損害に対して支払われる保険金の限度額は被害者 1名につき障害等級に応じて最高 2,000万円である。

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この過去問の解説 (3件)

01

1→適切です。
死亡事故の場合、自賠責保険で支払われるのは、被害者 1人あたり最高3,000万円です。

2→適切です。
ケガによる障害の場合、被害者 1人あたり最高120万円の保険金が自賠責保険で支払われます。

3→不適切です。
被害者に後遺障害を負わせた場合、障害の程度によって補償額が変わります。自賠責保険では、75万円から最高4,000万円が支払われます。

よって、不適切な解答は「3」です。

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02

正解は「3」です。

自動車賠償責任保険(自賠責保険)は、加入者が人身事故を起こした場合に、被害者への損害賠償を保険で負担するものです。

原則として、すべての車(原動機付自転車を含む)に加入が義務付けられています。

1.適切です。記述のとおりです。

2.適切です。記述のとおりです。

3.不適切です。

自賠責保険の後遺障害に対する保険金の限度額は 4,000万円 です。

参考になった数3

03

正解は「3」です。

自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)は、対人賠償事故のみが補償対象です。
保険金の限度額は死傷者1人あたり、「死亡事故:最高3,000万円」「傷害事故:最高120万円」「後遺障害:75万~最高4,000万円」です。

問題文の選択肢のうち、「3」は「後遺障害を負わせた場合…『最高2,000万円』…」とあり、最も不適切なので、これが答えとなります。

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