FP3級の過去問
2021年1月
学科 問45

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問題

FP3級試験 2021年1月 学科 問45 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章の(   )内にあてはまる最も適切な文章、語句、数字またはそれらの組合せを以下の選択肢の中から選びなさい。

上場企業X社の下記の<資料>に基づいて計算したX社株式の株価収益率(PER)は( ① )、株価純資産倍率(PBR)は( ② )である。

<資料>
株価     :1200円
1株当たり純利益:80円
1株当たり純資産:800円
  • ① 1.5倍  ② 15倍
  • ① 10倍  ② 1.5倍
  • ① 15倍  ② 1.5倍

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この過去問の解説 (3件)

01

株価収益率(PER)と株価純資産倍率(PBR)は、以下の算式でそれぞれ求めます。

株価÷1株当たり純利益=PER

株価÷1株当たり純資産=PBR

資料から数値を代入します。

PER→1200円÷80円=15倍

PBR→1200円÷800円=1.5倍

よって、正解は「3」です。

参考になった数12

02

正解は「① 15倍 ② 1.5倍」です。

①株価収益率(PER : Price Earnings Ratio)は、株価が1株当たりの純利益の何倍かをみる指標です。

PER(株価収益率) = 株価 ÷ 1株当たりの純利益

となります。

X社株式のPERは、1,200円(株価) ÷ 80円(1株当たりの純利益) = 15 (倍) となります。

②株価純資産倍率(PBR:Price Book‐Value Ratio)は、株価が1株当たりの純資産の何倍かをみる指標です。

PBR(株価純資産倍率) = 株価 ÷ 1株当たりの純資産

となります。

X社株式のPBRは、1,200円(株価) ÷ 800円(1株当たりの純資産) = 1.5 (倍) となります。

参考になった数3

03

PER = 株価収益率とは、文字通り、その会社の収益に対する株価の水準を表すもので、その会社の株価が割安か割高かを測る指標の一つです。
計算式は、株価 ÷ 収益(一株当り純利益) です。

PBR = 株価純資産倍率とは、文字通り、その会社の純資産(株主からの資本金と今までの儲けの蓄積)に対する株価の水準を表すもので、PERと同じく割安、割高を測る指標の一つです。
計算式は、株価 ÷ 純資産(一株当り純資産) です。

以上より、問題の例に沿った計算式は、以下の通りです。

PER(株価収益率)= 株価1,200円 ÷ 収益80円 = 15倍

PBR(株価純資産倍率)= 株価1,200円 ÷ 純資産800円 = 1.5倍

よって、正解は 3 となります。

参考になった数2