FP3級の過去問
2021年9月
実技 問63
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問題
FP3級試験 2021年9月 実技 問63 (訂正依頼・報告はこちら)
下記<資料>に基づくRV株式会社の投資指標に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、購入時の手数料および税金は考慮しないこととし、計算結果については表示単位の小数点以下第3位を四捨五入すること。
<資料:RV株式会社に関するデータ>
株価 :2,000円
1株当たり純利益(今期予想) : 300円
1株当たり純資産 :2,200円
1株当たり年間配当金(今期予想): 30円
<資料:RV株式会社に関するデータ>
株価 :2,000円
1株当たり純利益(今期予想) : 300円
1株当たり純資産 :2,200円
1株当たり年間配当金(今期予想): 30円
- 株価純資産倍率(PBR)は、1.1倍である。
- 配当利回りは、1.36%である。
- 配当性向は、10%である。
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この過去問の解説 (4件)
01
解説は以下のとおりです。
株価純資産倍率(PBR)とは、会社の純資産に対して株価がどのくらいの価格か(割安か否か)を把握できる投資指標です。
株価純資産倍率(PBR)= 株価/1株当たりの純資産 で求めることができます。
RV株式会社の場合、2,000円/2,200円 = 0.91倍 となります。
配当利回りとは、株価に対する配当金の割合です。
配当利回り = 1株当たり年間配当金/株価 で求めることができます。
RV株式会社の場合、(30円/2,000円)× 100 = 1.5% となります。
配当性向とは、期の純利益のうち配当金がどのくらい支払われているかを示す指標です。
配当性向 = 1株当たり年間配当金/1株当たり純利益 で求めることができます。
RV株式会社の場合、(30円/300円)×100 = 10%となります。
よって、正解は「配当性向は、10%である。」です。
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02
正解は 「配当性向は、10%である。」です。
不適切 です。
PBR=株価÷1株あたりの純資産(BPS)
2,000÷2,200=0.9090....
小数点以下第3位を四捨五入するのでPBRは 0.91倍 となります。
不適切 です。
配当利回り(%)=1株あたりの配当金÷株価×100
30÷2,000×100=1.5
なので、配当利回りは 1.5% となります。
適切 です。
配当性向(%)=配当金総額÷税引き後当期純利益×100
30÷300×100=10
なので、配当性向は 10% となります。
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03
金融資産運用分野から株式の投資指標についての出題で、正解は「配当性向は、10%である。」です。
不適切です。
株価純資産倍率(PBR)=株価÷1株当たり純資産
=2,000円÷2,200円=「0.91倍」
不適切です。
配当利回り=1株当たり配当金÷株価×100
=30円÷2,000円×100=「1.5%」
「適切」です。
配当性向=1株当たり配当金÷1株当たり純利益×100
=30円÷300円×100=10%
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04
答えは「配当性向は、10%である。」です。
「株価純資産倍率(PBR)」とは、株価が1株あたり純資産の何倍になっているかをみる指標で、計算式は『PBR(倍)= 株価 ÷ 1株あたり純資産』です。
資料の数値を代入すると『2,000円 ÷ 2,200円 = 0.909…』で、小数点以下第3位を四捨五入するので「0.91倍」が答えとなります。
「配当利回り」とは、株価に対する配当金の割合のことで、計算式は『配当利回り(%)= 1株あたり配当金 ÷ 株価 × 100』です。
資料の数値を代入すると『30円 ÷ 2,000円 × 100』で、「1.5%」が答えとなります。
「配当性向」とは、純利益に対する配当金の割合のことで、計算式は『配当性向(%)= 配当金総額(1株あたり配当金)÷ 当期純利益(1株あたり純利益)× 100』です。
資料の数値を代入すると『30円 ÷ 300円 × 100』で、「10%」が答えとなります。
したがって、適切なものは選択肢「配当性向は、10%である。」であることがわかります。
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