FP3級の過去問
2021年9月
実技 問64

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問題

FP3級試験 2021年9月 実技 問64 (訂正依頼・報告はこちら)

下記は、一般的な公募株式投資信託(非上場)と証券取引所に上場しているETF(上場投資信託)およびJ-REIT(上場不動産投資信託)の特徴についてまとめた表である。下表の空欄( ア )~( ウ )にあてはまる語句に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
問題文の画像
  • 空欄(ア)に入る語句は、「不動産取引業者」である。
  • 空欄(イ)に入る語句は、「基準価額」である。
  • 空欄(ウ)に入る語句は、「証券取引所が定めた手数料率を一律に適用」である。

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この過去問の解説 (4件)

01

答えは「空欄(イ)に入る語句は、「基準価額」である。」です。

投資信託にはそれぞれ特徴があります。

「一般的な公募株式投資信託(非上場)」とは、多数の投資家から資金を集め、その資金を運用のプロが分散投資し、得た利益を投資家に分配する金融商品のことです。

非上場であるためリアルタイムで変動する市場価格で取引はされず、1日1回算出される(イ)「基準価額(投資信託の1口あたり時価)」で取引されます。

「ETF(上場投資信託)」とは、日経平均株価や東証株価指数などの指数に連動するように運用される投資信託のことです。

ETF購入時の手数料は(ウ)「証券会社ごとに異なります」。

「J-REIT(上場不動産投資信託)」とは、投資家から集めた資金で不動産を購入し、賃貸収入や売買で出た利益を投資家に分配する投資信託の一つです。

株式と同様に証券取引所に上場されているので、取引・購入窓口は(ア)「証券会社等」となります。

また、ETFと同じように、購入時の手数料は(ウ)「証券会社ごとに異なります」。

以上のことから適切なものを選択するので、「空欄(イ)に入る語句は、「基準価額」である。」が答えとなります。

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02

正解は 「空欄(イ)に入る語句は、「基準価額」である。」 です。

選択肢1. 空欄(ア)に入る語句は、「不動産取引業者」である。

不適切 です。

J-REITの取引・購入窓口は「証券会社等」となります。

選択肢2. 空欄(イ)に入る語句は、「基準価額」である。

適切 です。

一般的な公募株式投資信託(非上場)の取引価格は「基準価格」といい、

投資信託の時価の事です。

選択肢3. 空欄(ウ)に入る語句は、「証券取引所が定めた手数料率を一律に適用」である。

不適切 です。

「購入手数料は証券会社によって異なります。」

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03

(ア)J-REITは、不動産投資を専門に行う不動産投資信託の商品です。通常の投資信託ど同様に証券会社や銀行などが、取引・購入窓口になります。

(イ)基準価額は投資信託の時価評価額から経費などを差し引いて計算され、1日1回定めらる価格であり、一般の投資信託での取引価格です。

(ウ)投資信託の購入手数料は、販売会社ごとに個別に設定されています。

よって、正解は「2」です。

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04

金融資産運用分野から投資信託の種類についての出題です。

(ア)J-REITの取引・購入窓口は、上場株式と同様に、「証券会社等」です。

(イ)上場株式の株価など変動する市場価格に対し、非上場の一般的な公募株式投資信託の取引価格は、1日1回算出される「基準価額」です。

(ウ)ETFとJ-REITの購入時の手数料は、上場株式と同様に、「証券会社等」が定めます。

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