FP3級の過去問 2022年1月 学科 問3
この過去問の解説 (4件)
ライフプランニングと資金計画分野から老齢基礎年金についての出題で、設問は「適切」です。
国民年金の第1号被保険者は、国民年金保険料に加えて、付加保険料(月額400円)を納付することによって、付加年金(200円×納付済期間)が老齢基礎年金に上乗せされます。
そして、老齢基礎年金の繰上げ・繰下げを申請した場合は、付加年金も同時に繰上げ・繰下げとなり、老齢基礎年金と同率で付加年金額も増減します。
正解は 適切 です。
国民年金の第1号被保険者は国民年金保険料に追加して毎月400円の付加保険料を納めることができます。この付加保険料を納めることで、将来受け取る老齢基礎年金額に「200円×付加保険料納付月額」が加算されます。
「適切」です。
「付加年金」は、第1号被保険者が国民年金保険料に月額400円を加えて納付すると、老齢基礎年金(年額)に「付加年金の納付済月数×200円」が上乗せされる年金です。
老齢基礎年金は、原則として65歳になると支給されますが、希望により繰上げ・繰下げができます。
老齢基礎年金を繰上げ・繰下げ支給した場合、付加年金も同じ割合で増減額されます。
繰上げ支給の減額率
繰り上げた月数×0.4%※
※2022年4月1日以降に60歳になる人の減額率が0.5%から0.4%に変更になりました。
繰下げ支給の増額率
繰り下げた月数×0.7%(最大84%※※)
※※2022年4月1日以降に70歳になる人は、75歳まで繰下げが可能となりました。(70歳まで繰下げ可能から変更)
正解は 適切 です。
老齢基礎年金の繰り下げ支給を申し出た場合、付加年金も同様に繰り下げ支給となります。
付加年金とは
第1号被保険者が任意で月額400円を国民年金保険料に上乗せして納めることで将来受け取る年金が増える制度です。
受給額に加算される付加年金額(年額)は「200円×付加年金納付月数」と計算します。
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