FP3級の過去問
2022年9月
実技 問10

車両保険は自身が所有する自動車が事故により損害を被った場合や盗難に遭った場合に保険金の支払い対象になります。

問の場合は、対象となります。

人身傷害補償保険は事故により本人・同乗者が、死亡・障害の被害を被った場合に、過失割合に関係なく、示談の結果を待たずに損害額の全額を保険金額の範囲で支払われます。

問の場合は、対象となります。

対人賠償保険は、事故で他人を死傷させ、法律上の損害賠償責任を負った場合に、自賠責保険を上回る部分の金額が支払われます。

運転者本人、配偶者、親、子は保証の対象外です。

問の場合は、対象となりません。

｢車両保険｣は､

被保険者の自動車が保険の対象となります｡

｢衝突､接触､転覆､物の落下､火災､爆発､盗難､台風､洪水､高潮などの偶然の事故｣によって損害を受けた場合に､保険金が支払われます｡

道弘さんの修理費用は補償の対象です｡

｢人身傷害保険｣は､

加入者が自動車事故により死傷した場合に､過失割合にかかわらず､保険金額の範囲内で損害分の保険金が支払われます｡

(示談の結果を待たずに支払われます｡)

相手方から損害賠償金を受け取れない場合も､道弘さんの治療費用は補償されます｡

｢対人賠償保険｣は､

自動車事故で他人を死傷させたときに､加害者の過失の有無にかかわらず､自賠責保険の支払額を超える部分について保険金が支払われます｡

ただし､父母､配偶者､子の損害は補償しません｡

道弘さんの妻のケガの治療費は補償されません｡

対象です。

車両保険（一般条件）の補償対象には単独事故も含まれますので、設問の費用は補償されます。

対象です。

人身傷害補償保険では、保険金額を上限に損害額全額について保険金が支払われますので、設問の費用は補償されます。

対象外です。

対人賠償保険では、運転者・家族（配偶者、子、父母）は補償されませんので、設問の費用は補償の対象となりません。