FP3級の過去問
2022年9月
実技 問16

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問題

FP3級試験 2022年9月 実技 問16 (訂正依頼・報告はこちら)

<設例>

FPの馬場さんは、藤原家の2022年9月1日現在のバランスシートを作成した。下表の空欄( ア )にあてはまる金額として、正しいものはどれか。なお、<設例>に記載のあるデータに基づいて解答することとする。
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  • 1,220(万円)
  • 1,920(万円)
  • 1,960(万円)

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この過去問の解説 (3件)

01

バランスシートでは、左側に資産、右側に負債と純資産が記載されています。

資産合計と、負債・純資産合計は同じになります。

藤原家のバランスシートを作成します。

[資産]には保有資産(時価)の合計を記入します。

普通預金+定期預金+投資信託+個人向け国債+上場株式+生命保険(解約払戻金相当額)+不動産

=280万円+200万円+240万円+30万円+430万円+40万円+2,800万円

=4,020万円

となります。

[負債]には住宅ローン2,100万円を記入します。

[純資産]は[資産]-[負債]を記入します。

純資産=4,020万円(資産)-2,100万円(負債)=1,920万円…(ア)

資産合計は4,020万円、負債・純資産合計は4,020万で同額になります。

まとめ

「1,920(万円)」が正解です。

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02

バランスシートは現時点での世帯の資産と、負債のバランスを把握するためのものです。

左側に資産、右側に負債と純資産を書きます。

選択肢2. 1,920(万円)

純資産は、資産から負債を引いて求めます。

問いの場合、金融資産、生命保険、不動産を足したものが資産となり、住宅ローンが負債となります。

4,020-2,100=1,920万円です。

参考になった数1

03

「バランスシート」とは、ある時点での資産と負債の状況をあらわしたものです。

バランスシートでは、左側の「借方(資産)」と右側の「貸方(負債と純資産の合計)」が必ず一致するので、純資産を求める計算式は『純資産=資産合計-負債合計』となります。

まずは「資産の合計額」を求めます。

設例の保有財産の項目のすべてを合計すると資産の合計額を求めることができます。

『普通預金280万円+定期預金200万円+投資信託240万円+個人向け国債30万円+上場株式430万円+生命保険40万円+不動産2,800万円=4,020万円』で、資産合計額は「4,020万円」です。

次に「負債の合計額」を求めます。

設例の負債残高の項目より、負債の合計額は『2,100万円』となります。

最後に「資産合計4,020万円」から「負債合計2,100万円」を引くことで純資産額を求めることができます。

『4,020万円-2,100万円=1,920万円』で、純資産額は「1,920万円」です。

選択肢1. 1,220(万円)

計算から求められた純資産額は「1,920万円」なので、この選択肢は間違いです。

選択肢2. 1,920(万円)

計算から求められた純資産額は「1,920万円」なので、この選択肢が正解です。

選択肢3. 1,960(万円)

計算から求められた純資産額は「1,920万円」なので、この選択肢は間違いです。

まとめ

したがって、答えは「1,920(万円)」です。

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