FP3級の過去問 2023年5月 学科 問8
この過去問の解説 (3件)
この問題で覚えておくポイントは、人身傷害保険の補償の対象です。
では問題を見ていきましょう。
人身傷害保険では、自分の過失の割合に関係なく搭乗者の障害に関わる実際の損害額が保険金として支払われるので、この問題の解答は不適切です。
人身傷害保険では、自分の過失の割合に関係なく搭乗者の障害に関わる実際の損害額が保険金として支払われるので、この問題の解答は不適切であっています。
人身傷害は、被保険者や搭乗者が自動車事故で死亡・後遺症を負った場合に保険金を限度として治療費などの損害額が支払われる保険で、自分の過失の割合に関係なく搭乗者の障害に係る実際の損害額が保険金として支払われます。
自動車保険では、被保険者が自動車事故に巻き込まれ、負傷した場合、過失割合に応じて補償が行われることが一般的です。
しかし、人身傷害保険に加入していれば、事故の過失割合に関わらず、搭乗者の負傷に関わる損害金額が補償の対象となります。
以上を踏まえ、選択肢を確認していきます。
冒頭の説明文と異なります。
よって不正解です。
正解です。
冒頭の説明文と一致します。
この問題では人身傷害保険の補償の際、過失の有無により補償額がどうなるかがポイントとなります。また、誰の傷害に対する補償かも確認しておきましょう。
人身傷害保険は、被保険者が、自動車事故での死傷に対し、過失の有無を問わず実際の損害額を補償するもので、過失割合による補償額の控除はありません。そのため、差し引きがあるという本文は適切な文章でなく、この選択肢は誤りとなります。
人身傷害保険は、被保険者が、自動車事故での死傷に対し、過失の有無を問わず実際の損害額を補償するもので、過失割合による補償額の控除はありません。そのため、差し引きがあるという本文は不適切な記載ですので、この選択肢は正解となります。
人身傷害保険は、過失の有無以外に、死傷して保障される対象が被保険者である点、自動車事故は自動車保険の契約車両以外で起こった自動車事故も含む点もポイントとなりますので、併せて覚えておきましょう。
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