FP3級の過去問
2023年9月
実技 問8

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問題

FP3級試験 2023年9月 実技 問8 (訂正依頼・報告はこちら)

飯田雅彦さんが加入している定期保険特約付終身保険(下記<資料>参照)の保障内容に関する次の記述の空欄( ア )にあてはまる金額として、正しいものはどれか。なお、保険契約は有効に継続しており、特約は自動更新されているものとする。また、雅彦さんはこれまでに<資料>の保険から保険金および給付金を一度も受け取っていないものとする。
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  • 3,500万円
  • 3,900万円
  • 4,200万円

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この過去問の解説 (3件)

01

飯田雅彦さんが、2023年中に交通事故により死亡(入院・手術なし)した場合に支払われる死亡保険金は以下のとおりです。

・終身保険金額:500万円

・定期保険特約保険金額:3,000万円

・特定疾病保障定期保険特約保険金額:400万円

・傷害特約保険金額:300万円

合計:4,200万円

選択肢1. 3,500万円

この選択肢は誤りです。

選択肢2. 3,900万円

この選択肢は誤りです。

選択肢3. 4,200万円

この選択肢が正しいです。

まとめ

以下保険特約の特徴を覚えておきましょう。

傷害特約:不慮の事故が原因で事故の日から180日以内に死亡した場合や特定の感染症で死亡したときに保険金が支払われます。

特定疾病保障定期保険特約:がん、急性心筋梗塞、脳卒中になった場合に支払われます。特定疾病ではない理由で死亡した場合も支払われます。

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02

今回給付されるものは以下になります。

・終身保険金額

 『500万円』給付されます。

・定期保険特約保険金額

 『3,000万円』給付されます。

・特定疾病保障定期保険特約保険金額

 『400万円』給付されます。

 ※保険金を受け取らずに死亡したため 

・障害特約保険金額

 『300万円』

 ※不慮の事故が原因で180日以内に死亡したため 

以上を合計すると、

500万円+3,000万円+400万円+300万円=4,200万円

になります。

選択肢1. 3,500万円

不適切な選択肢です。

選択肢2. 3,900万円

不適切な選択肢です。

選択肢3. 4,200万円

適切な選択肢です。

まとめ

特定疾病保障定期保険特約は、特定疾患(がん

脳卒中急性心筋梗塞)により所定の状態になると

生存中に保険金が支払われます。

この場合、死亡時には保険金は受け取れません。

参考になった数8

03

飯田さんの保険の資料から、適用される保険を確認していきます。

まず、終身保険金額(主契約保険金額)の500万円および定期保険特約保険金額の3,000万円は適用されます。

続いて、特定疾病保障定期保険特約保険金額は、契約者が死亡した場合にも適用されるため、400万円も適用されます。

最後に、傷害特約保険金額は、契約者が事故日から180日以内に死亡した場合に適用されるため、300万円も適用されます。

以上から、500万円+3,000万円+400万円+300万円=4,200万円が本問における死亡保険金の合計金額となります。

これらを踏まえ、各選択肢を確認していきます。

選択肢1. 3,500万円

不正解です。

冒頭の説明文と異なります。

選択肢2. 3,900万円

不正解です。

冒頭の説明文と異なります。

選択肢3. 4,200万円

正解です。

冒頭の説明文と一致します。

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