FP3級の過去問
2024年1月
学科 問60

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問題

FP3級試験 2024年1月 学科 問60 (訂正依頼・報告はこちら)

2024年1月10日(水)に死亡したAさんが所有していた上場株式Xを、相続人が相続により取得した場合の1株当たりの相続税評価額は、下記の<資料>によれば、(   )である。

<資料>上場株式Xの価格
2023年11月の毎日の最終価格の月平均額 ―― 1,480円
2023年12月の毎日の最終価格の月平均額 ―― 1,490円
2024年1月の毎日の最終価格の月平均額 ―― 1,500円
2024年1月10日(水)の最終価格 ――――― 1,490円
  • 1,480円
  • 1,490円
  • 1,500円

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この過去問の解説 (3件)

01

「上場株式の相続税評価」は、以下の金額のうち最も低い金額で評価します。

①課税時期(相続開始の日)の最終価格(その日に取引がない場合は前後で最も近い日の最終価格)

②課税時期の月の毎日の最終価格の平均額

③課税時期の月の前月の毎日の最終価格の平均額

④課税時期の月の前々月の毎日の最終価格の平均額

 

設問の場合

①課税時期(相続開始の日)の最終価格→2024年1月10日(水)の最終価格 1,490円

②課税時期の月の毎日の最終価格の平均額→2024年1月の毎日の最終価格の月平均額1,500円

③課税時期の月の前月の毎日の最終価格の平均額→2023年12月の毎日の最終価格の月平均額1 ,490円

④課税時期の月の前々月の毎日の最終価格の平均額→2023年11月の毎日の最終価格の月平均額 1,480円

 

上記のうち、最も低い金額は「1,480円」となります。

まとめ

「1,480円」が正解です。

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02

相続により取得した上場株式の相続税評価額は、「A:課税時期(相続開始時)の終値(最終価格)」、「B:課税時期の属する月の毎日の終値の平均」、「C:課税時期の属する月の前月の毎日の終値の平均」、「D:課税時期の属する月の前々月の毎日の終値の平均」の4つの価格のうち最も低い金額で評価をします

 

問題文の資料の数値を代入すると、「A:1,490円(2024年1月10日の終値)」、「B:1,500円(2024年1月の毎日の終値の平均)」、「C:1,490円(2023年12月の毎日の終値の平均)」、「D:1,480円(2023年11月の毎日の終値の平均)」となり、「D:1,480円」が最も低い金額となります。

選択肢1. 1,480円

上場株式の相続税評価額は、「A:課税時期(相続開始時)の終値(最終価格)」、「B:課税時期の属する月の毎日の終値の平均」、「C:課税時期の属する月の前月の毎日の終値の平均」、「D:課税時期の属する月の前々月の毎日の終値の平均」の4つの価格のうち最も低い金額で評価をします

 

問題文の資料の数値を代入すると、「A:1,490円(2024年1月10日の終値)」、「B:1,500円(2024年1月の毎日の終値の平均)」、「C:1,490円(2023年12月の毎日の終値の平均)」、「D:1,480円(2023年11月の毎日の終値の平均)」となり、「D:1,480円」が最も低い金額となるので、この選択肢が正解です。

選択肢2. 1,490円

上場株式の相続税評価額は、「A:課税時期(相続開始時)の終値(最終価格)」、「B:課税時期の属する月の毎日の終値の平均」、「C:課税時期の属する月の前月の毎日の終値の平均」、「D:課税時期の属する月の前々月の毎日の終値の平均」の4つの価格のうち最も低い金額で評価をします

 

問題文の資料の数値を代入すると、「A:1,490円(2024年1月10日の終値)」、「B:1,500円(2024年1月の毎日の終値の平均)」、「C:1,490円(2023年12月の毎日の終値の平均)」、「D:1,480円(2023年11月の毎日の終値の平均)」となり、「D:1,480円」が最も低い金額となるので、この選択肢は間違いです。

選択肢3. 1,500円

上場株式の相続税評価額は、「A:課税時期(相続開始時)の終値(最終価格)」、「B:課税時期の属する月の毎日の終値の平均」、「C:課税時期の属する月の前月の毎日の終値の平均」、「D:課税時期の属する月の前々月の毎日の終値の平均」の4つの価格のうち最も低い金額で評価をします

 

問題文の資料の数値を代入すると、「A:1,490円(2024年1月10日の終値)」、「B:1,500円(2024年1月の毎日の終値の平均)」、「C:1,490円(2023年12月の毎日の終値の平均)」、「D:1,480円(2023年11月の毎日の終値の平均)」となり、「D:1,480円」が最も低い金額となるので、この選択肢は間違いです。

まとめ

したがって、答えは「1,480円」です。

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03

上場株式の相続税評価額に関する問題です。

「相続税評価額」は、被相続人が死亡した日の最終価格および、相続開始月から相続開始月の前々月までの月平均額のうち、最も低い金額で評価します。

 

※相続開始月:被相続人が死亡した日の属する月

 

相続開始月の前々月の終値(平均額)

相続開始月の前月の終値(平均額)

相続開始月の終値(平均額)

被相続人の死亡した日の終値

 

 

上記内容を参考に、問題の<資料>を確認してみますと、最も低い金額は「1,480円」となっています。したがいまして、この価格が上場株式Xの相続税評価額です。

 

<資料>上場株式Xの価格

2023年11月の毎日の最終価格の月平均額 ―― 1,480円(相続開始月の前々月)

2023年12月の毎日の最終価格の月平均額 ―― 1,490円(相続開始月の前月)

2024年1月の毎日の最終価格の月平均額 ―― 1,500円(相続開始月)

2024年1月10日(水)の最終価格 ――――― 1,490円(Aさん死亡日)

選択肢1. 1,480円

正しいです。

選択肢2. 1,490円

誤りです。

選択肢3. 1,500円

誤りです。

まとめ

「1,480円」が正解です。

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