行政書士の過去問
平成25年度
一般知識等 問53
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問題
行政書士試験 平成25年度 一般知識等 問53 (訂正依頼・報告はこちら)
日本の産業に関する次の記述のうち、妥当なものはどれか。
- 天然ガスや鉄鉱石など、国内の豊富な天然資源を活かした工業生産が盛んであり、さらなる資源の獲得に向けて、東シナ海などで埋蔵資源の発掘が進められている。
- 1970年代以後、政府による景気対策の一環として、公共事業が安定的に実施されてきたことから、建設業の事業所数や就業者数は、増加傾向にある。
- サービス産業の労働生産性は、業種によって大きなばらつきがみられ、中小企業や個人事業主が多い卸売・小売業、飲食店、宿泊業では相対的に低い水準となっている。
- 高度成長期以降、工業製品とともに、農業生産物の輸出が伸びており、特に米については、ブランド米を中心に、その多くを海外へ輸出している。
- 漁業生産量では、沿岸漁業による水揚げの低迷を背景に、その5割を養殖に依存している。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 誤
日本は、天然ガスや鉄鉱石などの天然資源が少ないのが現状です。その多くを輸入に頼っています。東シナ海での発掘は中国との領土問題に発展したため進められていません。
2 誤
1970年代以降に多くの公共事業が実施され、公共事業費のピークを迎えました。しかし、1970政府に年代を目安にすると、現在は建設業の事業所数、就業者は増加傾向にあるとは言えません。
3 正
記述の通りである。
小売業、飲食店、宿泊業の労働生産性は、相対的に低い水準となっています。
4 誤
農業生産物の輸出が伸びている事実はあるが、高度成長期以降と比べて伸びているとは言えません。また、世界的に見て日本の農業生産物の輸出量は多いとは言えません。
5 誤
日本の漁業は低迷しているとは言えず、養殖の割合は2割程度で推移しています。
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02
1.誤り
日本は、天然資源が少なく、その多くを輸入に頼っています。
天然資源が豊富としている点で誤りです。
2.誤り
建設業のピークは1970代ですが、その後減少に向かいました。
3.正しい
文章の通りです。
4.誤り
高度成長期以降農業生産物の輸出が特に伸びているわけではありません。
5.誤り
養殖の割合が5割としている点が誤り。
実際には2割程度だと言われています。
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03
1不正解
日本は天然資源が少ないため、資源獲得をしようとしているが、実際は輸入に頼らざるを得ません。
2不正解
1970年代に公共事業が盛んであったが、政府により削減へと向かった。従って、建設業の事業所数や就業者数も増加傾向にない。
3正解
その通り。労働生産性は特に中小企業のサービス業、BtoC企業が低くなる傾向にあります。
4不正解
特に高度経済成長によって米の輸出量が増えているわけではありません。
5不正解
養殖の割合はそこまで高くなく、二割ほどです。
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