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保育士の過去問 平成27年(2015年) 保育実習理論 問153

問題

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次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
実習生のYさん(学生、女性)は、保育所の2歳児クラスで実習をしています。今朝、I君(男児)が、泣きながら母親に抱かれて登園してきました。保育士たちはそれぞれに対応していて手が離せず、Yさんひとりで対応することになりました。

【設問】
この場面で保育士をめざす実習生YさんのI君への対応として、最も適切でないものを一つ選びなさい。
   1 .
I君の顔を見ながら、「どうしたの?」と声をかける。
   2 .
I君を抱きかかえて、「大丈夫、大丈夫」と背中を優しくさすりながら、なだめる。
   3 .
「今日は何をして遊ぼうか」とI君を優しく遊びに誘う。
   4 .
「早く泣き止まないとお母さんに怒られるよ」とI君に泣きやまないことを注意する。
   5 .
「一緒にお母さんにいってらっしゃいをしよう」とI君を誘う。
( 保育士試験 平成27年(2015年) 保育実習理論 問153 )
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この過去問の解説 (3件)

3
正解は4です。

登園してくる子どもの中には不安を抱えていたり、体調不良により機嫌が悪いなど、様々な背景や思いを抱えている子もいます。子どもたち一人ひとりの思いに寄り添いながら受け入れをすることが大切です。

1と2の「どうしたの」「大丈夫だよ」という言葉は子どもの気持ちに寄り添いながら、子どものことを気にかけているという言葉かけになっています。この言葉は子どもに安心感を与えることができます。

3と5は子どもの興味をこちらに惹きつけるきっかけになったり気持ちを切り替えるきっかけに繋がります。

一方で、4の「早く泣き止まないとお母さんに怒られるよ」という言葉掛けは、子どもの思いに寄り添わず、早く泣き止むことを促しているだけなので子どもは余計に不安に思います。よって4が不適切であると言えます。

付箋メモを残すことが出来ます。
2
正解は 4 です。

登園時は、挨拶や体調の視診、連絡事項の確認などを行います。
事例の場合は、子どもの不安な気持ちを汲み取り、次の活動へ意欲的に取り組めるよう援助する必要があります。


各選択肢については、以下の通りです。
1.自分のことを気にかけてもらっているとわかると、子どもは安心します。
体調が良くない、来る途中で転んだ、家で遊びの途中だったなど、泣いている理由がわかると援助しやすくなります。【○】

2.声掛けに加え、抱っこやさすってもらうなど、安心を感じられることが大切です。【○】

3.園生活への楽しみや期待がもてる言葉掛けによって、気持ちを切り替えて好きな遊びを始めることができます。【○】

4.泣いていることの背景を理解し、子どもの気持ちに寄り添うことが大切です。
不安や悲しい気持ちでいるところに、それを注意することは望ましくありません。よって【×】

5.母親に「いってらっしゃい」をすることで、子どもが自ら気持ちを切り替えることにつながります。【○】

0
正解は4です。

登園時の子どもたちは不安であったり、体調不良などさまざまな問題を抱えていることがあります。
子どもの気持ちをしっかり受け止め、情緒の安定を図ったうえで子どもの自発性を尊重することが大切です。

1~3及び5は適切な対応です。

4は子供の気持ちを受け止めないで抑制する対応であり、不適切です。

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