保育士の過去問
平成25年(2013年)
保育原理 問6

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問題

保育士試験 平成25年(2013年) 保育原理 問6 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文のうち「保育所保育指針」第1章「総則」の(1)「保育の目標」の一部として適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

A 十分に養護の行きとどいた環境の下に、くつろいだ雰囲気の中で子どものさまざまな欲求を満たし、豊かな心情や思考力の芽生えを培うこと。
B 健康、安全など生活に必要な基本的な習慣や態度を養い、社会生活の基礎を培うこと。
C 人とのかかわりの中で、人に対する愛情と信頼感、そして人権を大切にする心を育てるとともに、自主、自立及び協調の態度を養い、道徳性の芽生えを培うこと。
D 生命、自然及び社会の事象についての興味や関心を育て、生命の保持及び情緒の安定を図ること。
E さまざまな体験を通して、豊かな感性や表現力をはぐくみ、創造性の芽生えを培うこと。
※ 「保育所保育指針」の目次や記載内容等が、指針の改定(平成30年4月1日施行)により変更されました。 この設問は平成25年に出題された設問となります。 参考1   参考2
  • A B
  • A C
  • B D
  • C E
  • D E

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この過去問の解説 (4件)

01

正解は 4 です。

A ×
保育の目標(ア)
十分に養護の行き届いた環境の下に、くつろいだ雰囲気の中で子どもの様々な欲求を満たし、生命の保持及び情緒の安定を図る(×豊かな心情や思考力の芽生えを培う)こと。

B ×
保育の目標(イ)
健康、安全など生活に必要な基本的な習慣や態度を養い、心身の健康(×社会生活)の基礎を培うこと。

C ○
保育の目標(ウ)の記述です。

D ×
保育の目標(エ)
生命、自然及び社会の事象についての興味や関心を育て、それらに対する豊かな心情や思考力の芽生えを培う(×生命の保持及び情緒の安定を図る)こと。

E ○
保育の目標(カ)の記述です。

参考になった数75

02

例年、保育所保育指針からは穴埋めもしくは文章の一部が間違って書かれており適切・不適切を選ぶ問題が多くなっています。中には紛らわしい文面もあり、どの文面も正しく見えてしまうのですが、特に総則は必ず目を通し暗記する位まで確認出来ると良いと思われます。

★過去 保育所の役割(H23~24)保育の目標(H23~26)保育の方法(H23~26)保育の環境(H24)保育所の社会的責任(H24~26)で出題が見られます(H27データは除外しています)

A.

×豊かな心情や思考力の芽生えを培うこと。

○生命の保持及び情緒の安定。

B.

×社会生活の基礎を培うこと。

○心身の健康の基礎を培うこと。

C.

正しい。

D.

×生命の保持及び情緒の安定を図ること。

○それに対する豊かな心情や思考力の芽生えを培うこと。

E.

正しい。

よって、C・Eが正しい組み合わせとなり、選択肢4が正解となります。

参考になった数34

03

正解は4です。

A ×
「豊かな心情や思考力の芽生えを培うこと」ではなく、「生命の保持及び情緒の安定を図ること」が正しい記述です。

B ×
「社会生活の基礎」ではなく、「心身の健康の基礎」が正しい記述です。

C ○
適切な記述です。

D ×
「生命の保持及び情緒の安定を図ること」ではなく、「それらに対する豊かな心情や思考力の芽生えを培う」が、正しい記述です。


E ○
適切な記述です。

参考になった数15

04

正解は4です。
平成30年から適用の保育所保育指針において、保育の目標は、養護に関わる目標である(ア)及び、教育に関わる内容の領域としての「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」の目標である(イ)から(カ)まで、六つの側面から説明されています。
A:×
養護に関わる目標(ア)の記述です。
「十分に養護の行き届いた環境の下に、くつろいだ雰囲気の中で子どもの様々な欲求を満たし、生命の保持及び情緒の安定を図ること。」とあります。

B:×
健康に関わる(イ)の記述です。
「健康、安全など生活に必要な基本的な習慣や態度を養い、心身の健康の基礎を培うこと。」とあります。

C:〇
人間関係に関わる(ウ)の記述と合致します。

D:×
環境に関わる(エ)の記述です。
「生命、自然及び社会の事象についての興味や関心を育て、それらに対する豊かな心情や思考力の芽生えを培うこと。」とあります。

E:〇
表現に関わる(カ)の記述と合致します。

ちなみに、言葉に関わる記述は(オ)です。この設問には上がっていませんが、確認しておきましょう。

参考になった数10