保育士の過去問
平成25年(2013年)
保育原理 問9
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問題
保育士試験 平成25年(2013年) 保育原理 問9 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、「保育所保育指針」第1章「総則」の(2)「保育の方法」の一部である。( A )~( E )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
・子どもの( A )を大切にし、健康、安全で情緒の安定した生活ができる環境や、自己を十分に発揮できる環境を整えること。
・子ども相互の関係づくりや互いに尊重する心を大切にし、( B )における活動を効果あるものにするよう援助すること。
・子どもが自発的、意欲的に関われるような環境を構成し、子どもの( C )な活動や子ども相互の関わりを大切にすること。特に、乳幼児期にふさわしい体験が得られるように、生活や遊びを通して( D )に保育すること。
・一人一人の( E )の状況やその意向を理解、受容し、それぞれの親子関係や家庭生活等に配慮しながら、様々な機会をとらえ、適切に援助すること。
・子どもの( A )を大切にし、健康、安全で情緒の安定した生活ができる環境や、自己を十分に発揮できる環境を整えること。
・子ども相互の関係づくりや互いに尊重する心を大切にし、( B )における活動を効果あるものにするよう援助すること。
・子どもが自発的、意欲的に関われるような環境を構成し、子どもの( C )な活動や子ども相互の関わりを大切にすること。特に、乳幼児期にふさわしい体験が得られるように、生活や遊びを通して( D )に保育すること。
・一人一人の( E )の状況やその意向を理解、受容し、それぞれの親子関係や家庭生活等に配慮しながら、様々な機会をとらえ、適切に援助すること。
- A健康 B計画 C主体的 D包括的 E保護者
- A生活リズム B集団 C主体的 D総合的 E保護者
- A生活リズム B日課 C自発的 D包括的 E子ども
- A健康 B集団 C自発的 D総合的 E子ども
- A気持ち B計画 C個性的 D総合的 E子ども
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この過去問の解説 (5件)
01
特に保育原理では第1章総則は確実に出題される傾向にあります。
第1章総則を確認してみると次のように分けることが出来ます。
第1章総則
1.趣旨
2.保育所の役割
3.保育の目標 保育の方法 保育の環境
4.保育所の社会的責任で構成されています。
趣旨以外の部分については例年必ず出題されていますので、どの部分が出題されても答えが導き出せるように、しっかり覚えましょう。
各選択肢はそれぞれ似たような語句となっており、どの語句でも当てはまるような気がします。
例えばEの文章「一人一人の(E)の状況」とありますが、Eが分かっていれば消去法で選択肢を半分まで減らすことが出来ます。
保育所保育指針は量も多く全てを覚えるのは困難ですので、ポイントは必ずおさえて得点につなげましょう。
・子どもの(A生活リズム)を大切にし健康、安全で情緒の安定した生活ができる環境や自己を十分に発揮できる環境を整えること。
・子ども相互の関係作りや互いに尊重する心を大切にし(B集団)における活動を効果あるものにするよう援助すること。
・子どもが自発的、意欲的に関われるような環境を構成し子どもの(C主体的)な活動や(中略)生活や遊びを通して(D総合的)に保育すること。
・一人一人の(E保護者)の状況や(中略)適切に援助すること。
よって選択肢2が正解となります。
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02
A 生活リズム
保育所の長時間にわたる生活の中で、一人一人の生活リズムを大切にするとともに、次第に乳幼児期にふさわしい生活リズムになるよう努めることが必要です。
B 集団
個と集団の育ちは相反するものではなく、個の成長が集団の成長に関わり、集団における活動が個の成長を促すといった関連性に十分留意して保育することが重要です。
C 主体的
遊びを通して得られた満足感や達成感、時には疑問や葛藤が子どもの成長を促し、更に自発的に身の回りの環境に関わろうとする意欲や態度を育てます。
D 総合的
子どもの諸能力は生活や遊びを通して別々に発達していくのではなく相互に関連し合い、総合的に発達していくのです。
E 保護者
保護者の気持ちを受け止め、子どもの成長を共に喜び、保護者の子育てを励まし援助していくとともに、日常の様々な場面をとらえながら、継続的な関わりや対話を重ねていきます。
これらの解説は、保育所保育指針解説書の中で述べられています。
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03
特に保育原理では第1章総則は
1.趣旨
2.保育所の役割
3.保育の目標 保育の方法 保育の環境
4.保育所の社会的責任で構成されています。
趣旨以外の部分については例年必ず出題されていますので、どの部分が出題されても良いのでしっかり覚えましょう。
各選択肢はそれぞれ似たような語句となっており、どの語句でも当てはまるような気がします。
例えばEの文章「一人一人の(E)の状況」とありますが、Eが分かっていれば消去法で選択肢を半分まで減らすことが出来ます。
保育所保育指針は量も多く全てを覚えるのは困難ですので、ポイントは必ずおさえて得点につなげましょう。
・子どもの(A生活リズム)を大切にし健康、安全で情緒の安定した生活ができる環境や自己を十分に発揮できる環境を整えること。
・子ども相互の関係作りや互いに尊重する心を大切にし(B集団)における活動を効果あるものにするよう援助すること。
・子どもが自発的、意欲的に関われるような環境を構成し子どもの(C主体的)な活動や(中略)生活や遊びを通して(D総合的)に保育すること。
・一人一人の(E保護者)の状況や(中略)適切に援助すること。
よって選択肢2が正解となります。
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04
全文を覚えておらずとも、保育の基本的な考え方を理解していれば、おのずと解答は導き出せると思います。また、文章の前後関係から判断することも可能です。そういった視点からの解説です。
A:生活リズム
「健康、安全で情緒の安定した生活」とあるので「健康」という語句では意味が通りません。また「気持ち」では具体性に欠けます。
B:集団
「子ども相互の関係づくりや互いに尊重する心」とあるので、これは集団保育に関する記述だとわかります。他の語句では日本語として成り立ちませんので、消去法でも解答できます。
C:主体的 D:総合的
子どもは主体的な活動や子ども相互の関わり、生活やあそびなど総合的な活動を通して発達していきます。
E:保護者
「それぞれの親子関係や家庭生活等に配慮」とあるので、保護者対応、家庭支援の記述であるとわかります。
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05
「保育所保育指針」第一章「総則」3「保育の原理」(2)「保育の方法」を参照すると、正しい記述は以下のようになります。
A 生活リズム
B 集団
C 主体的
D 総合的
E 保護者
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