保育士の過去問
平成25年(2013年)
児童家庭福祉 問60

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

保育士試験 平成25年(2013年) 児童家庭福祉 問60 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、諸外国の児童家庭福祉に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A フランスでは、公的な保育施設の整備が進んでおり、家庭的な保育に行政が支援を行うような取り組みはほとんど見られない。
B アメリカ合衆国では、社会的養護の下で暮らす子どもたちの最善の利益保障のため、パーマネンシ―を重視している。
C オーストリアで誕生した、家庭的な環境の中で要保護児童の養護を展開する「SOS子どもの村(SOS Children’s Villages)は、日本を含む世界各地でその活動を展開している。
D 家庭訪問型の子育て支援は、日本固有のものではなく、欧米諸国でも展開されている。
  • A○  B○  C○  D○
  • A○  B○  C×  D×
  • A×  B○  C○  D○
  • A×  B×  C○  D○
  • A×  B×  C×  D×

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (4件)

01

正解は3です。

A ×
フランスでは認定保育ママなど、在宅での保育サービスが充実しています。

B ○
適切な記述です。
パーマネンシーとは、要保護児童に対して安定した家庭環境を与え続けるためのケアのことです。

C ○
適切な記述です。
SOS子どもの村JAPANもあり、社会的養護を必要とする子どもたちのための支援活動を行っています。

D ○
適切な記述です。

参考になった数65

02

A.誤り。フランスでは公的な保育整備もあり3歳から就学前まで『エコール・マテルネル』という保育学校もある一方で家庭的保育は認定保育ママという在宅の制度があり7割程度の人が利用している。

B.正しい。パーマネンシーは恒久性・永続性を意味する英語です。児童福祉分野においては要保護児童が恒久的な家庭で育てられることを意味します。

C.正しい。SOS子どもの村JAPANも活動しています。家族と暮らせない子どもたちとその危機にある子どもと家族のために活動している団体です。

D.正しい。適切な内容です。
よって×○○○となり選択肢3が正解となります。

参考になった数23

03

解答は、3です。

A 不適切です。フランスでは、公的な保育施設の整備が進んでいる。一方、家庭的な保育については、認定保育ママの制度があり、多くの人が利用している。

B 適切である。パーマネンシーは、養子縁組による安定した関係をいう。アメリカでは、パーマネンシーに基づいて、里親委託や養子縁組が推進されている。

C 適切である。SOS子供の村は、オーストリアで誕生した小舎制の施設。世界各国で展開されている。

D 適切である。家庭訪問型子育て支援は、欧米で発展した友愛訪問などでも見られる取り組みである。

参考になった数21

04

正解は 3です。

A…× フランスでは、公的な保育施設の整備より在宅での保育サービスが発達しおり、保育ママが保育需要の7割を担っていると言われています。

参考になった数15