保育士の過去問
平成25年(2013年)
保育の心理学 問99
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問題
保育士試験 平成25年(2013年) 保育の心理学 問99 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、思春期の特徴に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 自己中心的な思考方法から脱し、親や教師との友好的な関係を結ぶ時期である。
B 身体の変化と心の変化のずれ、異性に対するあこがれと性に対する怖れなどの葛藤が生じる。
C 自分がどのような人間なのかという自己意識が高まる。
D 内省力が高まるため、自分の外見にこだわる醜貌恐怖などは起きにくくなる。
A 自己中心的な思考方法から脱し、親や教師との友好的な関係を結ぶ時期である。
B 身体の変化と心の変化のずれ、異性に対するあこがれと性に対する怖れなどの葛藤が生じる。
C 自分がどのような人間なのかという自己意識が高まる。
D 内省力が高まるため、自分の外見にこだわる醜貌恐怖などは起きにくくなる。
- A○ B○ C○ D○
- A○ B× C○ D×
- A× B○ C○ D○
- A× B○ C○ D×
- A× B× C× D○
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この過去問の解説 (4件)
01
A不適切である。自己中心的な思考方法から脱するのは、学童期である。
B適切である。思春期には、身体的な変化が生じたり、大きな変化に対応できず心理的に不安定になったりと様々な面でアンバランスとなり、葛藤が生じる。
C適切である。思春期には、自分でどのような人間なのか、これからどのように生きていくかなど、自己に対する意識が高まり、それを統合していくことが課題となる。それが確立できたときにアイデンティティーが確立されたということになる。
D不適切である。思春期には、自分が他者からどのように見られているかなどが気になり、実際にはそうではないのに醜いと感じる醜態恐怖などが起きやすくなる。
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02
A ×
思春期は一般的には自己中心的になりがちで、親や教師には反抗的な態度をとる時期です。
B ○
適切な記述です。
C ○
適切な記述です。
D ×
醜貌恐怖(しゅうぼうきょうふ)は、自分の外見へのコンプレックスが強くなりすぎて悩んだ結果に起こる精神疾患の一種で、思春期の頃に発症しやすいといわれています。
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03
A:×
思春期には自己中心的な考えに陥り、周囲のおとなに反抗的になり、対立する傾向があります。
B:〇
身体的な変化に戸惑い、心が対応できず不安になる傾向があります。
C:〇
自己意識が高まり、自己の様々な側面を結び付け、自分がどういう人間であるかというアイデンティティを形成します。
D:×
自己意識が高まり、必要以上に外見にこだわる傾向があります。
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04
Aが×・・・思春期は、逆に自己中心的な思考方法をとる傾向が強くなります。
Dが×・・・醜貌恐怖は、思春期妄想症の1種です。
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